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花衣夢衣の作品情報

| 話数 | 全65話(1話 約22分) |
|---|---|
| 総視聴時間 | 約23.8時間 |
| 公開年 | 2008年 |
| ジャンル | 恋愛・ラブコメ |
| 制作国 | 日本 |
花衣夢衣の配信状況をサービス比較
| サービス | 公式 | 配信 | 月額(税込) | 無料期間 | 画質 | 同時視聴 | DL | 特典 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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花衣夢衣のあらすじ
昭和25年、戦後の復興が著しい東京。双子の姉妹・沢木真帆と澪は17歳になっていました。積極的で好奇心旺盛な姉の真帆と消極的で地味な妹の澪。性格は正反対でも二人で一人、何をするのもいつも一緒でした。そんなある日、澪の身代わりとして男に襲われた真帆は妊娠・中絶、そして子宮をも失ってしまいます。澪は真帆を見るたびに身代わりにしてしまったことを悔やみ、真帆は澪を見るたびに悪夢の日を思い出してしまう日々。運命が激変してしまった真帆は初めて一人になりたいと思い親元を離れひとり加賀友禅の修業に出る決断をします。そこで東京の呉服屋の長男・将士と知り合い愛し合うように。しかし子供の産めない真帆は彼からの求婚を断ります。その後、将士は同じ顔をした澪と出会い結婚。しかし真帆と将士はお互いを忘れられず...。
数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも、力強く生き抜いていく「双子」姉妹の人生。昼ドラ史上初の、双子ヒロイン!
出典:TMDb
花衣夢衣の各話あらすじ
花衣夢衣2008年/全65話
- 第1話昭和25年、東京。17歳の沢木澪は、画商の息子・俊彦からいきなりラブレターを渡される。手紙を読んだ澪はがっかりする。それは双子の姉・真帆と間違えられて渡されたものだった。真帆と澪の父・圭二郎は画家だったが、戦争で体をこわし、病床にあった。母の和美が繕い物をして、一家の生計を細々とたてている。そんな一家に、圭二郎の親友・万平が何かと援助の手をさしのべていた。俊彦はその万平の1人息子だ。強い絆で結ばれている双子の真帆と澪。2人の仲を引き裂かれる気がした澪は、不潔な手紙だ、と言って俊彦に手紙を突き返す。そんなある日、俊彦が万平と和美の情事を目撃する。
- 第2話万平と和美の情事を目撃した俊彦は、1年前に自殺した母親のことを思い出す。2人の不倫を恨む遺書を残して亡くなった母親…。俊彦の心に暗い怒りがわいてくる。万平が圭二郎のために、転地療養の費用を用立てる。親友の思いやりに、心から感謝する圭二郎。内気な澪が、双子の姉の真帆に励まされ、万平の店を手伝うことになる。澪が万平の店で店番をしていると、2人の若いアメリカ兵が入ってくる。からかわれ、悲鳴をあげる澪。俊彦は彼らを追い払うが、裏では密かに取引をしていた。翌朝、澪は俊彦から頼みごとをきりだされる。
- 第3話客のアメリカ兵と1日だけつきあってほしい、と双子の妹・澪は俊彦から頼まれるがためらう。万平の使いで、俊彦は圭二郎を訪ねる。親友として万平を信じきっている圭二郎に、冷ややかな目を向ける俊彦。万平と和美の不倫をにおわせるような発言をして、圭二郎の心を不安に陥れる。引っ込み思案の澪はアメリカ兵とのデートがどうしても気が進まなかった。妹思いの真帆は、双子であることをいかし、自分たちが入れ替わることを提案する。転地療養のため、圭二郎と和美は軽井沢へ出かけていく。澪に扮した真帆はアメリカ兵と会うが、途中で俊彦がいなくなり…。キャスト
- 第4話澪と入れ替わった真帆が、アメリカ兵に乱暴される。傷つけられた真帆の姿を見た澪は、俊彦のもとへ怒鳴りこむ。双子の姉妹が入れ替わっていたのを知り、愕然とする俊彦。自分は澪を陥れようとしたのだ、と告白した俊彦は、万平と和美の不倫を澪に告げる。澪は俊彦の罠を真帆に告げるが、母親の不倫のことは言い出せなかった。俊彦に好意を持っていた真帆は、自分の気持ちを踏みにじった俊彦を激しくなじる。そんなある日、軽井沢の和美から姉妹に手紙が届く。真帆は顔を輝かせるが、澪はいきなり手紙を破り捨てる。澪が何か隠し事をしているのを察した真帆は澪を追及。澪は和美と万平のことを打ち明ける。
- 第5話澪から和美の不倫を聞かされた真帆は、俊彦の話など絶対に信じない、と頭から否定する。翌日、真帆と澪は両親に会いに、軽井沢の療養所へ行く。仲むつまじい両親の姿を見て、母親への疑惑を忘れようとする双子の姉妹。2カ月後、真帆の体に変調が現れる。妊娠を心配した澪は、嫌がる真帆を産婦人科へ連れていく。果たして、真帆は妊娠していた。忌まわしい事件のことを思い出して、おえつする真帆。まもなく、真帆は子どもを処置する。心も体も深く傷つくが、澪に支えられて生きる元気を取り戻す。そんな矢先、真帆が突然激痛に襲われ、病院へ運ばれる。
- 第6話堕胎手術のときの不手際で、双子の姉、真帆が出血。すぐに子宮摘出手術をしないと、命にかかわるという。両親の承諾を得る間もなく、妹の澪は手術に同意する。真帆の手術が無事終わった深夜、圭二郎が療養所から駆けつける。真帆の身にふりかかった悲しい出来事を知り、愕然とする圭二郎。その頃、万平と密会していた和美は、翌朝になって病院へ現れる。澪は和美を庇うが、家族を裏切った和美に、圭二郎も真帆も軽蔑のまなざしを向ける。まもなく、真帆が退院。圭二郎は素知らぬ顔で訪ねてきた万平を殴りつけると、和美ともども追い出す。真帆も、自分がこんな体になったのは和美と万平のせいだ、と憎しみを燃やす。
- 第7話沢木家を追い出された和美が、幾ばくかのお金をそっと家へ届けにくる。冷酷な態度で、お金を和美に突き返す真帆。そんな姉に、澪は反発するが…。生活費を捻出するため、真帆は働き先の主人、オブライエンに前借りを頼もうとする。が、オブライエンを見たとたん、フランクの事件の恐怖が蘇り、体調を崩す。澪も着物の仕立てでミスをして、賃金が貰えない。そんな折、無理して似顔絵描きの仕事に出た圭二郎が、高熱で倒れる。薬代のために、真帆は姉妹が大切にしていた着物を質に入れようとする。澪はゆかりの店で働く決心をする。場末にあるそのいかがわしいバーへ行くと…。
- 第8話ゆかりの口添えで、澪はバーの下働きに雇ってもらう。慣れない仕事で辛かったが、家族のために辛抱する澪。小料理屋で働く、と家族には嘘をついていた。その日、澪はママから、人手が足りないから、今夜だけ客の相手をしてほしい、と無理矢理頼まれる。そこへ、客として俊彦が来る。俊彦も澪を見て驚くが、見下したような態度で澪を抱き寄せると、いきなり唇を奪う。耐えきれずに反発する澪。怒りのおさまらない俊彦は、澪を辱めるためにママとある取引をする。圭二郎が命のあるうちに真帆と澪の絵を描きたいと言いだすが…。
- 第9話圭二郎から、清らかで美しい姉妹を描きたい、と言われた真帆は、自分にはそんな資格はない、とおえつする。自分も姉と同じ地獄を見なければ、といたたまれなくなった澪は、今夜から客をとらせてほしい、とママに頼む。ママが澪に紹介した客は、俊彦だった。澪は凍りつくが、覚悟を決めて俊彦の言いなりになる。その頃、真帆は澪の身に言いようのない胸騒ぎを感じていた。和美も澪のことを心配して家へ来る。まさか、と思った真帆はバーへ駆けつける。俊彦に襲われている澪を見た真帆は、捨て身で妹を助けだす。その夜、真帆は圭二郎に姉妹の絵を描いてもらう。翌朝、絵は完成するが…。
- 第10話姉妹の絵を徹夜して描きあげた圭二郎が吐血して倒れる。治療費が払えない真帆は、それまで憎んでいた和美に、医者を呼んでほしい、と土下座して頼む。まもなく、圭二郎は医者の診察を受けるが、すでに手遅れの状態だった。深夜、圭二郎は真帆と澪に別れの言葉を告げると、うわ言で和美の名を呼びながら、息を引き取る。圭二郎の葬儀が終わり、万平が和美親子の面倒をみたいときりだす。鬱屈した思いの俊彦は、店にある圭二郎の絵をことごとく松葉杖で破壊する。真帆は来週帰国が決まったオブライエンについてアメリカへ行く決心をする。真帆と別れるなど考えられない澪は…。
- 第11話アメリカへ行く決心をした双子の姉・真帆は、妹の澪にわざと冷たい態度をとり、澪が和美と暮らせるように仕向ける。そうとは知らずに家を飛び出し、和美のもとへ行く澪。和美から実家の加賀友禅の話を聞かされた澪は、真帆が友禅染の職人になりたいと言っていたことを思い出す。金沢へ向かった澪は和美の実家・水上家を訪ねると、友禅染の職人をしている和美の兄・和幸に真帆を弟子にしてほしい、と頼む。けんもほろろに追い返されても、諦めずに必死に和幸を説得する澪。ついに真帆の弟子入りが許可される。澪のおかげで自分の進むべき道に気づいた真帆は、1人で金沢へ旅立つ。
- 第12話昭和28年、冬。真帆が金沢へ来てから3年が過ぎた。ある日、生地問屋から白生地の反物を預かって帰る途中、真帆は見知らぬ若者とぶつかり、反物を落としてしまう。真帆の美しさに見とれた若者は、いきなり真帆を路地へ引っ張っていくと、すぐに戻ってくるから待っていてほしい、と告げて駆けていく。その無作法さに憮然としながら、真帆は歩き去る。翌日、真帆は寺の境内で、偶然昨日の若者と顔を合わせる。新しく買った白生地の反物を取り出し、真帆に謝る若者。東京で呉服屋をしているという若者は羽嶋将士と名乗り、近いうちに必ず金沢へ来るからもう1度会ってほしい、と真帆に言う。
- 第13話ある日、真帆はパーラーで、偶然将士と再会する。気さくに話しかける将士に心を許した真帆は、初めて自分の名前を教える。将士は自分の腕時計を真帆に渡すと、来週の同じ日、同じ時間にここで待っている、と告げて、去っていく。東京の将士の店では、金沢へ頻繁に行く将士を、母親のいよりが不審に思っていた。そこへ、澪が仕立て上がった着物を届けにくる。澪は仕立物をしながら、沢木家で1人、暮らしていた。1週間後、真帆は将士の待つパーラーへは行かなかった。すると、将士は買い付けと称して、水上家の工房へ押しかけてくる。真帆は憮然とするが、将士の好意が嬉しくもあって…。
- 第14話自分に好意を寄せる将士に、真帆もいつしか恋心を抱く。2人は手紙のやりとりをしたり、金沢でつかの間のデートを楽しんだりする。真帆の変化に気づいた兄弟子の卓也は、友禅と恋とは両立しない、と真帆に厳しく言い聞かせる。水上家の1人娘・淳子は卓也を好きだった。和幸は卓也に淳子との結婚をきりだすが…。将士に早く身を固めてほしいいよりは、金沢にいるらしい将士の意中の人が気になる。そんなとき、仕事で店に来た澪に、いよりは目をとめる。将士が真帆に求婚。友禅を捨てて呉服屋の女将になってほしい、と真帆を抱き寄せ、口づける。
- 第15話真帆は将士から求婚されるが、忌まわしい過去に束縛され、一方的に別れを告げる。澪のもとへ、いよりが突然訪ねてくる。澪のことが気に入ったいよりは、将士と見合いをしてほしい、と単刀直入にきりだす。身分違いの縁談に、澪は戸惑う。澪ならやっていける、と和美は後押しするが、結婚をあきらめた真帆のことを考えると、澪の気持ちは複雑だ。澪は3年ぶりに真帆に会いにいく。悲しい恋をしたことを告白する真帆に、見合い話のことを打ち明ける澪。真帆から見合いを勧められた澪は、そっと将士の店をのぞきにいく。すると、将士と目が合って…。
- 第16話店の前で澪の姿を見かけた将士は、真帆の幻だと思い、呆然と立ちつくす。姉・真帆の勧めで、澪はいよりからの見合い話を承諾する。結婚を諦める真帆を不憫に思う和美は、金沢の和幸を訪ねると、真帆に見合う縁談の世話を頼む。翌日、真帆のもとに、将士からの最後の手紙が届く。一目会いたいから、公園でいつまでも待っていると…。折しも雪が降り始め、じっとしていられなくなった真帆は外へ飛び出す。公園で寒さに凍える将士を、真帆は近くの旅館へ運び、介抱する。将士に抱きしめられ、再び求婚されるが、泣く泣く拒絶する真帆。失意のうちに帰京した将士に、いよりが見合い写真を見せる。
- 第17話いよりから見合い写真を見せられた将士は、それが真帆に瓜二つの女性だったので驚愕する。しかも、真帆と同じ名字で、沢木澪というので、将士は混乱する。一方、真帆は将士への愛を断ち切ったものの、仕事に集中できない。結婚間近の従姉妹・淳子の晴れ着に染みをつけ、土下座して謝罪する真帆。そのうえ、伯母の喜久代から心ない仕打ちをされた真帆は、水上家を出ていこうとする。心配した兄弟子の卓也は、修業を辞めないよう真帆を説得してほしい、と金沢から澪に頼みにいく。真帆が傷ついているのに、自分だけ幸せにはなれない…思いつめた澪は、見合いを断る決心をする。
- 第18話真帆を気遣い見合いを断ろうとする澪に、和美は心を痛める。和幸に事情を話した和美は、真帆を立ち直らせてほしい、と頼む。修業に専念する決心をした真帆は、今までどおりここに置いてほしい、と和幸に頭を下げる。和幸は澪が縁談を断ったことを話し、真帆に家紋職人との縁談を持ちかける。翌日、澪を訪ねた真帆は、自分も見合いをするから、澪にも幸せになってほしい、と明るくふるまう。数日後、澪と将士の見合いが行われる。真帆にそっくりな澪を見て、目が離せなくなる将士。将士に好感を抱いた澪は、自分には金沢で友禅の修業をしている双子の姉がいることを語るが…。
- 第19話将士は見合い相手の澪が真帆の双子の妹だと知り、愕然とする。自分には好きな女性がいる、と澪に打ち明けた将士は、真帆に会いにいく。別れる理由を教えてほしい、と将士は悲痛な思いで真帆に訴える。こみあげてくる悲しみをこらえ、きっぱりと将士を拒絶する真帆。帰京した将士は、好きな女性と別れたことを澪に告げると、結婚を前提に交際してほしい、と申し込む。澪は戸惑うが、いきなり将士に抱きしめられ、唇を奪われる。今まで乗り気だったいよりが突然、縁談を白紙に戻すことを将士に告げる。
- 第20話いよりは和美に破談を申し出る。納得のいかない和美は抗議するが、沢木家の身上書を突きつけられ、侮辱される。いよりの勝手な行動に、将士は憤慨する。澪との結婚を認めないなら家を出る、と飛び出す。将士は沢木家へ向かう。破談を知り、悲しみに打ちひしがれる澪。将士は澪を抱き寄せると、結婚を許してもらえるまでここにいる、とやさしく語りかける。沢木家の部屋で、将士は偶然、床の間の柱に刻まれた「澪」と「真帆」の名前を見つける。真帆への思いが溢れ、動揺する将士。その気持ちを断ち切るように、将士は澪に求婚する。澪は結婚のことを相談するため、真帆に会いにいく。
- 第21話澪が結婚問題を相談するために真帆に会いにくる。澪から見合い相手、将士の写真を見せられた真帆は、息が止まるほど驚く。澪が自分の妹だと知りながら求婚した将士の仕打ちに、真帆の胸はしめつけられる。真帆は、「澪が憎い…」と号泣する。全てを忘れるか、全てを澪に告白するか、と忠告する卓也。その夜、澪の無邪気な寝顔を見た真帆は、衝動的にその首を絞めようとするが…。翌日、澪の幸せを願いながら、真帆は澪を送り出す。澪が帰宅すると、いよりが結婚を許してくれた、と将士の知らせが…。
- 第22話いよりから結婚を許された澪は、「よね屋」で女将修行を始める。病弱な将士の弟・祐輔の世話も澪の仕事だった。真帆は紋屋職人・西山との見合いを抜き打ちで仕組まれる。子持ちで離婚暦のある男だったが、真帆はきっぱりと断れない。まもなく、真帆を気に入った西山から、今夜7時に旅館で待つ、という連絡が入る。そこへ澪から、結婚が正式に決まった電話がかかる。真帆は動揺を隠して澪を祝福するが、そのとき澪の頼みで電話を代わった将士が真帆に挨拶をする。いたたまれずに受話器を置く真帆。将士への想いを断ち切るには、別な男に抱かれるしかない、と真帆は西山のもとへ…。
- 第23話好きでもない男に身を任せようとする真帆を不憫に思った西山が、縁談を断ってくる。一生結婚しないで、友禅の道一筋に生きていく決意をする真帆。そんな真帆に、このまま真帆が黙って身を引けば、澪も不幸せにするのではないか、と卓也が忠告。真帆の心は揺れる。結婚式の日取りが半年後に決まった澪は、花嫁修業を始める。真帆の破談を知らない和美が金沢にくる。澪は将士に大事にされて幸せに暮らしている、と和美から聞き、真帆の心は痛む。真帆が仕事で上京。「よね屋」の前まで行くが入れない。真帆が沢木家へ帰ると、真帆を澪だと見間違えた将士が声をかける。
- 第24話沢木家で思いがけなく再会した真帆と将士。動揺を隠して、2人は澪の前で初対面のように取り繕う。真帆は澪から縁談のいきさつを聞く。澪の写真を見た将士が急に見合いに乗り気になったという話に、真帆は考え込む。翌日、真帆は将士に会い、澪と結婚しようと思った理由を尋ねる。自分のことをひたむきに思ってくれる澪を愛している、ときっぱり答える将士。真帆に注げなかった愛を全て澪に注ぐと…。澪を幸せにしてほしい、と真帆は頭を下げる。将士が昔の恋人の手紙を持っているのを知った澪が、衝撃を受ける。祐輔は兄を信じるよう、混乱する澪に訴えるが、突然発作を起こして…。
- 第25話祐輔の発作に責任を感じた澪が、将士に別れの手紙を残して姿を消す。澪の嫁入り衣装を彩色する金沢の真帆のもとへ、澪が泣きついてくる。家を飛び出してきた事情を話し、自分は前の恋人の身代わりだ、と思いつめる澪。愛する人を信じて強く生きるしかない、と真帆は敢えて突き放した態度をとる。将士が澪を迎えにくる。自分も近々結婚する、と嘘をついて、真帆は冷たく2人を追い返す。まもなく、澪と将士の結婚式の日がくる…。
- 第26話昭和41年。金沢で16年間修行をしてきた真帆が独立。東京で工房を開く卓也のもとで、友禅作家としての第一歩を踏みだす。真帆は「よね屋」へ上京の挨拶にいく。2人の子どもに恵まれた澪は、若女将として店をしっかり切り盛りしている。内心不安だった将士との再会も、将士の子煩悩ぶりに、真帆は自然に笑みがもれる。将士と澪の幸せを喜ぶ真帆だが、独立の祝いにと将士がくれた白生地に、ふと過去が蘇る。新しい出発をした真帆に、澪はずっと心の重荷になっていた真帆への罪悪感が薄らぐ気がした。澪はその気持ちを将士に語り、今まで黙っていた真帆の身体の秘密を打ち明ける。その瞬間、将士の顔色が変わる…。
- 第27話子どもを産めない身体ゆえに、真帆が自分との結婚を諦めたのを知った将士。真帆への愛しさが蘇り、仕事もおろそかになる。思いつめた将士は、13年前の別れの理由を真帆自身に確かめにいく。自分は友禅を一生の仕事と決めたから、将士を愛してなどいない、とつれなく答える真帆。将士は落胆するが、自分の贈った白生地に口紅の痕を見つけ、はっとする。自分の心を見られてしまったと思った真帆は、本当の気持ちを将士に告白。この想いはお墓に入るまで持っていくつもりだから、将士にもそうしてほしい、と懇願する。その夜、澪の不注意で、6歳になる息子の晃一に痛ましい出来事が…。
- 第28話最愛の息子を失った将士は悲しみにくれ、澪の落度を激しくとがめる。自分を責めて、寝込んでしまう澪。心配した真帆は、仕事を休んで羽嶋家の手伝いを申し出る。毎夜、将士はバーで酔いつぶれ、ママの波江と深い関係になる。その夜も泥酔した将士は、隣の客の男に、双子を愛した身の上話を始める。ギクッと顔をこわばらせた男は、「双子に関わったらロクなことがない」と吐き捨て、追いかける将士をステッキで殴りつける。酔って怪我をして帰った将士を、真帆が驚いて介抱する。店や家族のためにしっかりしてほしい、と将士に訴える真帆。将士がいきなり真帆を抱き寄せて…。
- 第29話毎夜帰りの遅い将士と澪の間の溝は、ますます深まる。真帆は澪に早く立ち直ってほしいと願うが、子どもを失った母親の悲しみは計り知れない。そんなとき、弟の死を懸命に受け止めようとする長女莉花の姿を見た澪は、自分も悲しみから立ち上がろうと決意する。いより、祐輔も悲しみを乗り越えようとするが、将士だけは冷ややかな目を家族に向ける。真帆に、友禅染の初めての注文が入る。張りきって仕事に取りかかる真帆の耳に、将士に関する悪い噂が入る。「よね屋」が開店休業状態なのは、将士の女性問題が原因だと…。不安がこみあげてきた真帆は、将士のいるバーへ向かう。
- 第30話バーに通いつめる将士に会った真帆は、澪を許してやってほしい、と訴える。自分の人生を後悔している、と語る将士。13年前、真帆と結ばれていたら…と苦悩する。その夜から、将士は家へ帰らなくなる。和美が16年間一緒に暮らした万平と別れる。和美の自分本位な生き方に反発する真帆だが、真帆は愛から逃げている、と和美に指摘されて動揺する。帰らない将士に、澪が真帆に泣きついてくる。真帆は、将士を説得しにバーへいく。そこへ、俊彦が偶然現れる。残忍な目つきで、真帆の過去を将士に暴露する俊彦。真帆は将士の胸で号泣すると、将士への一途な想いを打ち明ける。
- 第31話13年の時の流れを経て、真帆は将士と結ばれる。愛の喜びに陶酔する一方、澪を裏切った罪悪感に苦しむ真帆。今日限りの思い出にして、2人きりではもう会わないことを将士に告げる。澪のもとへ帰った将士は今までの道楽を謝り、一から出直すことを約束する。仕事に打ち込むことで将士を忘れようとする真帆に、将士から仕事の依頼がくる。不安な気持ちのまま真帆は引き受けるが、澪は姉妹で仕事をする夢が叶い、喜ぶ。真帆はそれまで平気だった澪の妻らしい仕種に、心がきりきり痛む。その夜、将士が真帆に会いにくる。あきらめきれない真帆への思いを口にする将士を、真帆はきっぱりと拒絶するが…。
- 第32話再出発して仕事に励む将士だが、澪は夫の変化を敏感に感じとる。将士は誰か別の人に心を奪われている、と真帆に不安をもらす澪。将士が仕事を口実に真帆に会いに来る。自分を避ける真帆に焦れる将士は真帆を抱きしめると、いつまで自分の気持ちに嘘をつくのか、と熱情をぶつける。翌日の夜、悲痛な顔をした将士が、再び真帆を訪ねてくる。息子のことを思い出して苦しい、と号泣する将士。真帆を愛していないと澪を憎んでしまう、と真帆に縋り付く。心が揺さぶられた真帆は、澪にすまないと思いつつも将士の愛を受け入れる。2人の関係を澪に知られたくない真帆は、澪にもっと優しくしてほしい、と将士に頼んで…。
- 第33話自分の気持ちに正直になって、将士の愛を受け入れた真帆。将士と夫婦のように過ごす束の間のひとときに、幸せをかみしめる。外出が多く、帰りの遅い将士に、澪が疑いの目を向ける。将士がやさしくなったのは、他の人に心を移している埋め合わせではないのか、と不安を募らせる澪。愛する人を信じるよう、真帆に励まされて生きてきたのを思い出した澪は、真実を確かめる決心をする。やがて、将士の浮気相手がわかった、と澪が真帆のもとに相談に来る…。
- 第34話将士の浮気を知った澪は、将士が戻ってくれるのを信じて、安らげる家庭を作りたい、と真帆に語る。澪のけなげな心情に、真帆の心はうずく。将士の誕生日、一生懸命にパーティーの準備をした莉花が高熱を出す。将士は真帆と祝う約束をしていたが、澪とともに娘の看病をする。深夜、待ちくたびれて眠る真帆のもとへ、将士が駆けつけて来る。真帆のもとへ来ずにはいられなかった、と微笑む将士。将士の不在に気づいた澪は、波江のバーへ乗り込むが、将士は見つからず、波江も将士との関係を否定。途方にくれた澪は、真帆が何か知っているかもしれない、と真帆のもとへ…。
- 第35話将士と密会する真帆の家へ澪が来る。真帆はとっさにその場を取り繕うと、澪を追い返す。澪を傷つけても愛を貫く決意をした真帆。将士は姉・真帆との愛を永遠に秘密にするとともに、妹・澪も幸せにすると誓う。真帆の家を出る将士を、和美が目撃する。自分にも和美の血が流れているのを感じる、とふっともらす真帆。家に帰らず波江の店にいる将士のもとに、祐輔が現れる。真帆とつきあっているのか、と追及する祐輔。自分の愛人は波江だ、と将士はとっさにごまかし、祐輔に見せつけるように波江を抱きしめる。その姿に祐輔は…
- 第36話卓也の勧めで、真帆は久しぶりに本場の加賀友禅を見に金沢へ行くことにする。その夜、将士から、今夜は会いにいけない、と真帆に電話がある。今すぐ会いたい、と切なさに心がかきむしられる真帆。明日、一緒に金沢へ行ってほしい、と一方的に告げて、真帆は受話器を置く。翌日、仕事を口実に、将士は金沢へ向かう。途中で真帆と待ち合わせをするが、その姿を澪が目撃。仲睦まじそうな2人の後姿を、呆然と見送るのだった。真帆も金沢へ行ったのを知った澪は、合鍵を使って真帆の家に侵入。憑かれたように将士の痕跡を探し始める。真帆を疑う自分に嫌気がさしたとき、澪の目が釘付けに…。
- 第37話真帆の家で夫婦茶碗を見つけた澪は、将士の顔が思い浮かび、怒りで湯飲みを叩きつける。その夜、金沢の旅館に泊まる将士から、澪に電話がかかる。澪は疑いを抱いて、受話器の向こうに耳を澄ますが…。急に吐き気を催した澪は、ハッとする。翌日、澪は医師から妊娠を告げられる。晃一の生まれ変わりだ、と喜ぶ澪が、金沢の将士に電話をすると、突然真帆の声が受話器から聞こえる。凍りついて、そのまま受話器を置く澪。真帆と将士の裏切りを必死に打ち消そうとする澪だが、将士が隠していた真帆からの手紙を見つける。将士と結婚する前から、真帆と将士が愛し合っていたのを知った澪は…。
- 第38話13年前、真帆が諦めた恋の相手が将士だと知った澪。自分のために犠牲になった真帆を不憫に思い、涙があふれる。翌日、将士が金沢から帰ってくる。いつもと変わらぬ様子で、将士を迎える澪。夜、澪は将士の枕元に晃一の位牌と写真を置くと、もう1度晃一を生みたい、と縋り付く。尋常でない澪の様子に驚いた将士は、邪険に澪を払いのける。真帆と将士のことを気にするあまり、澪は妊娠のことを言い出せなくて…。一方、金沢から帰宅した真帆は、澪の気配を感じて不安になる。真帆は和美に将士との関係を告白。これからどうしたらいいのか、と苦悩する。
- 第39話澪の様子が変なのをいぶかしむ将士に、澪は将士と真帆の関係を知っている、と祐輔が非難の目を向ける。眠れない夜を過ごす真帆のもとへ、澪が訪ねてくる。昔のように一緒に寝てもいいか、と上がり込む澪に、不安がこみあげる真帆。将士がずっと愛してきた自分以外の女性について語りだした澪は、その人に将士を諦めてもらいたい、と思いつめたように呟くのだった。翌朝、澪が作ったオムレツを口にした真帆は、その中身にぎょっとする。母と子の絆は双子の絆より強い、と哀しげに微笑んで、澪は出ていく。真帆が郵便受けを開けると、恐ろしいものが…。
- 第40話澪が置いていった切り刻まれた手紙の束を見た真帆は、恐ろしくて将士を呼び出す。それでも、地の果てまで一緒に生きていこう、と燃えるように抱き合う真帆と将士。全てを見ていた澪は、絶望的な悲鳴とともに2人の前に姿を現すと、悲しげな笑顔を浮かべ、去っていった。澪はフラフラと晃一が事故死した道路まで来ると、晃一の後を追いかけるように車の前に飛び出す。偶然通りかかった祐輔が間一髪で澪を助けるが、身体に異変が起こった澪は、そのまま病院へ運ばれる。
- 第41話澪を自殺未遂に追い込んだ罪の意識から、真帆も自ら死を選ぼうとする。愛の罪で地獄に堕ちても生き続けろ、と叱りつける卓也。いよりが真帆との取引を中止する。友禅作家としての自信を砕かれ、筆が止まる真帆。心配した卓也は、和美に相談。2人の話を聞いていた澪は、真帆の自分への献身的な愛を思い知らされ、涙があふれる。澪は将士に、自分は真帆の身代わりだったのか、と問いかける。澪との結婚生活は嘘偽りなく幸福だった、と答える将士。こんなことになったのは全て自分が悪い、と苦悶する。真帆は今度こそきっぱりと将士に別れを告げる。そんな真帆に、澪が思いもよらない言葉を…。
- 第42話真帆の犠牲で自分の幸せが成り立っていたのを思い知らされた澪。今度は真帆が幸せになる番だと思い、将士をあげる、と真帆にきりだす。澪が退院。将士の衣類をすべて真帆のもとへ送りつける。唖然とする真帆に、真帆なら苦しみと一緒に、将士を引き受けてくれることを信じている、と毅然として語る澪。その夜、将士も突然澪から、真帆の所で暮らすように言われ、驚愕する。将士が望むなら離婚してもいい、という澪。離婚するつもりはないが、真帆とも別れられない将士。将士の苦渋の決断は…。
- 第43話将士を追い出した澪は、いよりによね屋から出て行くよう言われるが、祐輔が取り成してくれる。祐輔が将士と別れるよう真帆に頼みにくる。全ては自分の弱さが招いたことだ、と自分を責める真帆。将士の愛は女を不幸にするだけだ、と将士は卓也から罵倒される。将士は打ちのめされるが、その同じ言葉を、祐輔からも投げつけられる。いつも自分を庇ってくれる祐輔に、澪は礼を言う。すると、突然抱きしめられて…。
- 第44話罪深い愛に苦しむ真帆が、友禅を捨てる決心をする。心痛む卓也は、真帆が道を外れるのを止めてほしい、と澪に頼みにいく。真帆を友禅に引き合わせたのは澪だから、と…。若い女性客が真帆に仕事を頼みにくる。仲の良い姉妹のための訪問着だったが、荷が重過ぎる、と言って真帆は断る。真帆が工房を辞めたことを知らない将士に、澪は非難の目を向ける。苦しんでいる真帆をなぜ支えてやらないのか、と詰め寄る澪。思いつめた顔の莉花が、真帆を訪ねてくる。将士がよその女性と暮らしているのを知った莉花が、澪に内緒で相談にきたのだ。お父さんはもう帰って来ないのかと問う莉花に…。
- 第45話2人の愛が莉花まで傷つけ、真帆と将士は苦しむ。このまま将士にすがって生きるのは耐えられない真帆は、もう一度友禅と向き合う決心をし、先日の女性客に、仕事をさせてもらうよう頼みこむ。しかし新たな気持ちで取り組んだ仕事が、実は澪のお膳立てだとわかり、愕然とする。自分が情けなくなったと、澪に憤りをぶつける真帆。澪は、幸せになろうとしない真帆は許せないと非難。将士への深い愛を互いにぶつけあう真帆と澪、2人の様子から真実を知ってしまった莉花は衝撃を受ける。娘に事実を知られ、ショックで体調を崩した澪に、いたたまれなくなった祐輔は…。
- 第46話祐輔から愛を告白された澪は、祐輔の口づけを受け入れるが、次の瞬間義姉としての自分を取り戻し、過ちを犯さずにすむ。祐輔は告白をした後悔と、報われない愛の苦しみに苦悩し、再び発作に襲われる。莉花を傷つけた将士は、「よね屋」で働くことがためらわれて、新しい仕事を見つけようとする。店に来ない将士を心配して、いよりが沢木家へ来る。真帆と別れなくてもいいから、家へだけは帰ってきてほしい、と将士に懇願するいより。祐輔も心労で容態が悪化していると…。真帆は澪に会い、祐輔の体のためにも将士を受け入れてほしい、と頼む。だが澪は…。
- 第47話澪への狂おしい愛から、祐輔が澪の口紅を自分の唇にぬったり、澪の着物に顔を埋めたりする。祐輔の体を心配して立ち寄った将士は、祐輔の異様な様子に唖然とする。祐輔は将士につかみかかると、2度とこの家に足を踏み入れるな、と将士を追い出そうとする。そのとき、再び心臓の発作に襲われた祐輔は、医者から入院を勧められる。自分の命がもう長くないのを悟った祐輔は、入院を拒否。澪はつきっきりで祐輔の看病をするが、澪に優しくされると苦しさが増す祐輔。自分のことは放っておいてほしい、と澪に背を向ける。その夜、水ごりをした澪は、ある決意をして祐輔の部屋へ入っていく。
- 第48話祐輔の純粋な愛に、澪の心もいつしか祐輔に惹かれていった。澪は熱い思いを祐輔にぶつけると、その夜、祐輔とともに過ごす。澪に愛され、生きる気力を取り戻した祐輔は、店を手伝い始める。そんなとき、将士が繊維問屋の下働きをしているという噂がいよりの耳に入る。いよりは将士に戻ってきてほしいが、将士が戻るなら、自分は家を出る、と祐輔はいきり立つ。真帆を友禅作家として再出発させるために、将士は自分を犠牲にして働いていた。焦燥感にかられる真帆と将士の間に、心のすれ違いが生まれる。澪と祐輔が2人きりで愛し合っている夜、将士が突然、やってくる。
- 第49話祐輔と愛し合っているところへ、突然将士が訪ねてきて凍りつく澪。2人の関係を将士に知られないように必死に取り繕う。将士が帰った直後、祐輔が激しい発作を起こす。澪の腕の中で死にたい、と弱気になる祐輔。そのとき、澪は自分の体の変調に気づく。病院へ行くと、果たして妊娠2カ月だった。澪も祐輔も新しく芽生えた命を大切に思う。澪や生まれてくる子どものことを気遣った祐輔は、2人の愛を永遠の秘密にすることを澪に約束させる。祐輔の子を産み、育てるために澪は…。
- 第50話祐輔の子を将士の子どもとして育てたい、という澪の頼みに、真帆は愕然とする。とても受け入れることはできなかったが、澪との人生をふりかえるうちに、澪の幸せを願う気持ちが強くなる。真帆は将士に別れをきりだす。今の生活では2人とも駄目になる、と言い聞かせるが、将士は真帆と卓也の関係を勘ぐり、聞き入れない。その夜、真帆は澪を家に呼ぶ。澪の幸せを願う真帆は、将士を澪のもとに帰らせるため…。
- 第51話真帆から別れを告げられた将士は、澪のもとへ帰る。心の欠落を埋めるように、澪の愛を求める将士。祐輔は夫婦の姿を見せつけられるのが辛くて、自分が生きている間は将士と愛し合わないでほしい、と澪に懇願する。祐輔がまたもや発作に襲われる。死を覚悟した祐輔は、澪の腕の中でまだ見ぬ子どもに呼びかけ、息を引き取る。祐輔の四十九日の法要が済んだとき、澪は家族に妊娠を打ち明ける。祝福を受けながら、子どもの秘密は絶対に知られてはいけない、と自分に誓う澪。真帆は誰にも言わずに、姿を消す決心をする。そんな真帆に、卓也が突然、求婚する。
- 第52話1967年(昭和42年)1月、澪は男児を出産。将士は「将太郎」と名付けようとするが、澪のたっての願いで「幸雄」に決まる。その名は祐輔が生前に考えてくれた大切な名前だった。8年後、すくすくと育った幸雄は、顔立ちやしぐさが小さい頃の祐輔にそっくりだ、といよりや店の客から言われる。将士は面白くないが、そんなとき偶然、祐輔の遺品の詩集の中に、祐輔の字で「幸雄」と記された色褪せた文字を見つけ、気になる。公園で、臨月の泰子は体調を崩したところを親切な女性に助けられる。感激した泰子は、絵を教えているというその沢木という女性のことを夫の卓也に話すのだった。
- 第53話祐輔の筆跡の「幸雄」という字、祐輔の子どもの頃の写真にそっくりな幸雄の顔…将士の中で、疑惑が芽生える。母子手帳を調べ、幸雄が生まれた病院で話を聞く将士。疑惑は深まり、過去に思いを巡らすうちに、将士は見過ごしていた澪と祐輔の関係に気づき、愕然とする。泰子は親切にしてもらった礼を言うために、夫の卓也とともに女性のアパートを訪ねる。真帆は卓也との再会に激しく動揺する。翌日、真帆は泰子に頼まれて、心ならずも工房へ足を踏み入れる。自分の机がまだ置いてあるのを見て、思わず手を触れる真帆。そこへ、将士が訪ねてくる。
- 第54話真帆が去った本当の理由を知りたくて、将士は真帆を探し始める。それが幸雄の出生の真実にも関わることだと思い、卓也の工房を何度も訪ねる将士。一方、卓也と将士の会話から卓也が愛していた女性が真帆だと知り、衝撃を受ける泰子。澪が将士に疑われているのを心配した真帆は8年ぶりに澪に会い、いつでも澪の力になることを伝える。そんなとき、真帆は卓也の工房で、不覚にも将士と顔を合わせる。幸雄は澪と祐輔の子どもではないか、と詰め寄る将士。つまらない妄想にとらわれないで家族の幸せを大切にするべきだ、と真帆は忠告する。疑いを吹っ切ろうとする将士だが、澪の不審な行動を目にして…。
- 第55話祐輔の本棚で探し物をする澪に、将士は「幸雄」の文字のある詩集をつきつける。祐輔と情を通じていたのか、と澪を問い詰める将士。それは流産した子の名前だ、ととっさに言い逃れる澪。将士は納得せず、祐輔の遺影の前で、幸雄は将士の子だ、と澪に誓わせる。卓也が手に怪我をして、真帆が急きょ卓也の仕事を手伝うことになる。息のあった2人の仕事ぶりに、嫉妬がわく泰子。そんなとき、卓也が真帆に変わらぬ思いを昔話として話すのを泰子が聞いてしまう。将士と澪の葛藤が続くある日、両親の会話を聞いた幸雄が、自分は将士の子どもではないのか、とショックを受ける。泣きながら家を飛び出した幸雄は…。
- 第56話自分の本当の父親について悩む幸雄が家出。泰子と出会い、卓也の工房へ連れられて行く。そこへ、真帆が来て、初めて幸雄と顔を合わせる。家出した幸雄の事情を知り、心を痛める真帆。幸雄は将士にそっくりなまっすぐな目をしている、と言って、幸雄の不安を打ち消す。卓也が幸雄を家まで送り届ける。「幸雄はお父さんの大切な息子だ」と、将士から抱き寄せられ、嬉しそうな幸雄。父子の信頼関係が戻った様子に、澪も胸をなでおろす。このまま幸せな家庭を築いていこう、と澪は祐輔との決別を決意する。そして思い出の写真を燃やそうとすると…。
- 第57話澪は将士に、祐輔と愛し合い、幸雄を産んだことを認める。莉花といよりにも事実を打ち明けると、幸雄を連れて家を出ることを告げる。卓也の工房では、真帆に嫉妬した泰子が、真帆と澪の破廉恥さを世間に公表し、よね屋をおとしめてやる、と真帆を脅迫する。泰子の前に手をつき、もう2度と卓也に会わないことを誓う真帆。アパートへ戻った真帆を、将士が訪ねてくる。8年間澪に騙されていた悔しさをぶつけた将士は、澪に協力した真帆にも憤り、「双子なんか愛するんじゃなかった」と絶望する…。
- 第58話幸雄を連れて家を出た澪は、真帆のもとに身を寄せる。和美が真帆のアパートを訪ねてくる。久しぶりに3人で顔を合わせた母と娘たち。それぞれの思いがあふれて、涙が止まらない。澪から祐輔のことを聞かされた和美は、将士に謝罪にいく。澪にとって将士はかけがえのない存在のはずだ、と和美は訴えるが、将士は深く絶望していた。仕事を探す澪のために、真帆は卓也の工房へ行く。すると、卓也が1人で赤ん坊の世話をしていた。真帆は卓也に手伝いを申し出る。そんなとき、悲しみに打ちひしがれた将士が突然、真帆の前に現れて…。
- 第59話孤独に苛まれる将士が、真帆と強引に関係を戻そうとする。将士が憐れになった真帆は抵抗をやめるが、自分の愚かさに気づいた将士は、声を殺して泣く。そのとき澪が帰る。双子の絆を見せつけられ、自分の負けを思い知らされた将士は、2人の女を愛したあげく、暗闇にさ迷う惨めな自分を自分であざ笑う。そんな将士に、真帆と澪は「2人が心から愛した人、そして、2人しておとしめてしまった人…。」と涙が噴き出す。自分で赤ん坊を育てると言っていた卓也が突然、義父母に赤ん坊を預ける。何でも手伝うから考え直して欲しいという真帆に、卓也は、これ以上、身内のことに口を出すのは遠慮してくれないかと…。
- 第60話卓也の子・亜紀子に愛情がわいた真帆は、卓也に求婚する。卓也は、自分の中にはまだ泰子が生きている、と言って、きっぱりと断る。悲しむ真帆に、澪も和美も、母親になることは簡単なことではない、と忠告するのだった。よね屋では、家族を信じられず、いつまでも立ち直ろうとしない将士に、莉花が怒りと悲しみをぶつけていた。祐輔が本当の父親だったらよかったのに、と泣き叫ぶ莉花に、将士は自嘲の笑いを浮かべて…。澪が住み込みの仕事を見つけてくる。家が恋しい幸雄は、こっそりよね屋へ行く。将士には会えなかったが、幸雄は莉花と一緒に、家族が仲良くなるための絵を描き始める。
- 第61話それぞれの孤独を抱いた真帆と将士が、スナックで偶然顔を合わせる。2人は互いの孤独を慰めようとするが、もう、もとの2人には戻れないことを思い知らされるのだった。卓也の子への愛しさが募り、自分を母親にさせてほしい、と卓也に懇願する真帆。心を動かされた卓也は、真帆とともに赤ん坊を迎えにいく。よね屋では、莉花が幸雄を連れて家出、大騒動になっていた。将士と澪は祐輔の墓の前で眠る子どもたちを見つけるが、2人の望むとおりに和解することができない。失望した子どもたちは再び逃げ出す。それを追い掛けた澪が道路に飛び出し…。
- 第62話澪は車に跳ねられそうになった莉花と幸雄を庇い、意識不明で病院へ運ばれる。まもなく、意識を取り戻した澪の耳に、その目覚めに気づかない真帆と将士の会話が聞こえてくる。幸雄を自分の子と認めて、一緒に暮らす、という将士だが、澪のことはどうしても許せない、と苦悩する。澪は眠ったふりを続ける。卓也の子を育てることになった真帆が、自分だけ幸せになっていいのか、と和美に相談するのを聞いて、じっと考え込む澪。深夜、真帆は澪が目をあけて泣いているのに気がつく。意識が戻った、と真帆は喜ぶが、澪に異変が…。
- 第63話家族や真帆の幸せのために、自分自身を消し去ろうとした澪は、記憶喪失のふりをする。澪の芝居を見抜いた真帆は、澪の心を開くことができるのは将士だけだ、と将士に訴える。将士は一緒に家へ帰ろう、と語りかけるが、澪は他人を装ったまま退院し、1人で生きていこうとする。今の澪は家族から必要とされているのだからと、真帆は引きとめる。そこへ、将士が駆けつけ、本当の家族になるために、幸雄に真実を話そうとしていることを澪に告げる。動揺した澪は…。
- 第64話3年後、家族と幸せに暮らす澪は、将士ががんに侵され、余命わずかであることを医師から告げられる。誰にも言えない澪は真帆にだけ残酷な現実を打ち明ける。将士が突然、真帆に会いにくる。どことなく様子のおかしい将士の様子から、病気に気づいているのではないか、と不安になる真帆。その夜、澪は将士から、病気のことを医師に聞いたと知らされる。伝えたいことがあって、真帆に会いにいったことも…。そして澪に、2人で遅咲きの桜を見に旅に行こうと誘う。やがて病状の進んだ将士が入院。澪は真帆を呼びにいくが、真帆は病院へは行かず、将士に頼まれていた莉花の晴れ着の図案を描き始める。
- 第65話重体の将士を思い、真帆は涙をこらえて、卓也とともに図案を仕上げる。翌朝、自分では将士のもとへ行こうとしない真帆に代わり、卓也が図案を届ける。それぞれの愛し方で真帆を愛した2人の男たちは、互いを認めあって微笑むのだった。卓也に気を遣って将士に会おうとしない真帆を、澪は説得にいく。頑なに拒む真帆の背中を押したのは、卓也の愛だった。その夜、真帆と澪は2人一緒の結婚式のように、双子揃いの晴れ着姿で将士の前に現れる。「将士と出会えて幸せだった…」と将士の胸に頬を寄せた2人は、将士と最期のお別れをする。それからまもなく、真帆と澪、双子の運命を象徴するような出来事がさらに起こる…。
花衣夢衣を見る順番
- 花衣夢衣(この記事)
DMM TVで配信中のシリーズは「花衣夢衣」の1作品です。全65話を1話から順番に見ればOKです。
花衣夢衣のキャスト・スタッフ
- 萩尾みどり
- 吉岡毅志
- 斉木しげる
- 長谷川初範
花衣夢衣を見られる動画配信サービス
花衣夢衣はDMM TVで見れる?
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| 取扱いジャンル | アニメ バラエティ ドラマ 映画 2.5次元・舞台 特撮 |
|---|---|
| 作品数 | 22万本以上 ※見放題・レンタル含む配信作品数(2026年9月時点) |
| 花衣夢衣の配信状況 | 全65話・見放題 |
| 画質(この作品) | HD |
| 音声・字幕(この作品) | 日本語 字幕なし |
- アニメ配信数6,000以上
- 漫画原作の独占配信ドラマ多数
- 総配信作品数は22万本以上
- 無料体験期間もすべての機能を利用可能
- 無料体験後も月額550円
- 洋画・海外ドラマは他社より少なめ
- アプリ内から登録すると月額650円
編集部の結論花衣夢衣を見るなら、月額550円で見放題・14日間無料のDMM TVがいちばんおトクです。
花衣夢衣はU-NEXTで見れる?
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- 新作はポイント(別料金)が必要なことが多い
編集部の結論見放題作品数が多い。花衣夢衣以外の作品もあわせて楽しみたい人向けです。
ただしU-NEXTは月額2,189円。DMM TVなら月額550円で同じく見放題、14日間無料で見られます。
花衣夢衣はFODで見れる?
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- フジテレビ系ドラマ・バラエティに強い
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編集部の結論フジテレビ系ドラマ・バラエティに強い。花衣夢衣以外の作品もあわせて楽しみたい人向けです。
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よくある質問
花衣夢衣はどこで見れる?
花衣夢衣はアマプラ(Amazon Prime Video)で見れる?
花衣夢衣はネトフリ(Netflix)で見れる?
花衣夢衣は全部で何話?
花衣夢衣の吹替・字幕はある?
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