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紅の紋章はどこで見れる?無料配信視聴方法とサービス比較。アマプラ・ネトフリはある?

紅の紋章
結論:紅の紋章はDMM TVで全話見放題

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話数
61話
総視聴時間
22.4時間
配信サービス
1社
最安月額
550円

紅の紋章の作品情報

紅の紋章

話数 全61話(1話 約22分)
総視聴時間 約22.4時間
公開年 2006年
ジャンル 恋愛・ラブコメ/サスペンス・ミステリー
制作国 日本

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サービス 公式 配信 月額(税込) 無料期間 画質 同時視聴 DL 特典 評価
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紅の紋章のあらすじ

どんなに過酷な人生を歩もうとも、自らの信じる道をひたむきに生きようとした一人の女性教師の生き様を描く純愛ドラマ。舞台は終戦直後。三枝純子は昼は青空学校の教師。夜は遊郭の女郎という2つの顔を持っていた。青年医師・堂本道也と運命を果たし、恋に落ちた純子は駆け落ちを試みるが失敗。遊郭に連れ戻される。道也の父が純子の借金を肩代わりし、彼女を自由の身にしてくれるが、それは手切れ金だった。父の命令で海外へ留学してしまう道也。月日が経ち、ひとり残された純子は女子高の美術教師になる。帰国した道也は彼女の教え子と婚約してしまう...。

紅の紋章の各話あらすじ

紅の紋章2006年/全61話
  • 第1話敗戦後の混乱がまだまだ続く昭22年・夏。町外れの原っぱで、18歳の純子は子どもたちに囲まれて話をしていた。そこへ、1人の青年・道也が通りかかる。純子の語る偉人伝に異議を唱える道也に、なんと不躾な人だろう、と憤慨する純子。子どもたちから「先生」と呼ばれ、慕われている純子は、「バタフライ」という店で働いていた。体の不自由な父・北原と、妹の玲子を養うために、毎夜、覚悟を決めて紅をひく…。純子の母親は一年前に亡くなっていた。息を引きとる間際、純子は母親から北原家の子どもでないことを告白される。翌日、純子は思いがけない場所で、道也と再会する。
  • 第2話純子は「生徒」の1人、信男の看病のために、道也の診療所で夜を明かす。店に戻った純子は、女将の克代から朝帰りを責められ、頬を平手打ちされる。そこへ、北原から電話がかかる。純子に前借を頼む内容だった。借金を言い出せない純子に、玲子が会いにくる。玲子は純子が北原に対して負い目を感じている10年前の事件を持ち出し、純子に借金させるよう仕向ける。純子は克代に土下座して借金を頼みこむ。前借は受け入れられるが、2年の年季がもう1年延びる。純子のもとへ通いつめる医薬品会社の相川が、純子と道也の仲を勘ぐる。一方、道也に一目ぼれした玲子も純子に嫉妬する。
  • 第3話診療所で、純子と玲子が鉢合わせする。2人が姉妹なのを知り、驚く道也。玲子に追い払われるように帰る純子に、道也は診療所の鍵を渡す。数日後、道也の提案で、純子は子どもたちとハイキングに出かける。道也から思いがけないプレゼントを貰い、幸せで胸が熱くなる純子。そんな2人を偶然見かけた相川の顔色が変わる。その夕方、純子は克代から身請け話が決まったことを突然、聞かされる。相手が相川だと知り、愕然とする純子。何とか身請けを断ろうと必死に手をつくすが、どうにもならなかった。覚悟を決めた純子は、秘密にしていた自分の職業を道也に告白する。
  • 第4話純子は身請けされることを道也に告げ、診療所の鍵を返す。道也は北原に会い、教師になる夢がある純子を自由にしてやってほしい、と訴える。北原は激怒し、道也を家からたたき出す。その夜、相川が純子の借金を清算し、身請けの話がまとまる。そこへ、道也が飛び込んできて、「人の自由を奪って、それでも人間か」と相川を殴りつける。道也は店の若い衆に取り押さえられ、激しい暴行を受ける。一方、純子もひどい折檻を受ける。翌日、純子は自分の思いを道也に告白する。感情に流されて、道也に迷惑をかけたくないから、恋は諦める、と…。
  • 第5話道也への思いを断ち切り、相川の囲われ者になる決心をした純子が妊娠。純子は産む決意をするが、相川はすぐに子どもを処置するよう命令する。純子は克代や北原に、どうしても子どもを産みたい気持ちを切切と訴える。が、呆れたような目で見られ、全く取り合ってもらえなかった。その夜、玲子は診療所へ行き、悪意を持って純子の妊娠を道也に告げる。絶句する道也に、玲子は愛を告白。洋服を脱ぎ出したかと思うと、抱いてほしい、と道也にしがみつく。翌日、相川が前言を撤回、子どもを産んでほしい、と純子にきりだす。純子は喜ぶが、相川の本当の思惑を知り、衝撃を受ける。
  • 第6話生まれてくる子が相川に引き取られることになった純子は、我が子を誰にも渡したくない、という思いが強く芽生える。そんな折、純子は丘の上で偶然、道也と顔を合わせる。純子が身請けされても自分の気持ちは変わらない、と告白する道也。自分たちは生きる世界が違う、と答えた純子は、凛として道也に別れを告げる。診療所に、道也の父親・堂本が訪ねてくる。東京で大病院を経営する堂本は、早く帰ってきて病院を継ぐよう道也に命令する。純子は実家を訪ね、北原から自分の実の両親についての話を聞く。純子の様子がおかしいのを感じた玲子は、何か心配ごとがあるのか、と姉に問いかける。
  • 第7話純子の重大な決心を知った道也は、2人でここを逃げよう、と純子にきりだす。翌日、道也の留守に、北条という医師から診療所に電話がかかる。電話に出た玲子は、道也が駆け落ちしようとしているのを知る。駆け落ちを邪魔されたくないなら、自分を抱いてほしい、と玲子は道也にすがりつく。毅然として、玲子を拒絶する道也。敗北感に打ちのめされた玲子は、自らブラウスを引き裂くと、道也に乱暴された、と北原に訴える。純子は女郎仲間のコウから道也の手紙を渡される。今日の午後六時、青空の丘で待つ、と…。その夜、純子が置手紙を残して店を出ようとすると、信男が助けを求めにくる。
  • 第8話道也との約束の時間は過ぎていたが、純子は信男のために工場へ向かう。盗みの疑いをかけられた信男の母親を救うためだった。が、純子の職業を知った工場の社長夫妻から罵倒され、バケツの水を浴びせかけられる。ぐしょ濡れの姿で、純子は待ち合わせ場所へ向かう。果たして、道也は身じろぎもせずに待ち続けていた。道也を巻き込むことをためらう純子の手を取ると、道也は強引に歩きだす。追っ手から逃れるため、2人は必死に夜道を進む。憔悴しきった純子は、崖から転落する。意識不明の純子を、道也は診療所まで運び込む。純子を助けるために、道也は苦渋の決断を迫られる。
  • 第9話道也の決断を知った純子は半狂乱になって、道也を恨む。そこへ、太市と克代が現れ、純子を店まで連れていく。見せしめのため、純子は座敷牢に入れられ、ひどい折檻を受ける。相川は純子を座敷牢から出すよう太市に頼むが、相川家から身請け話が取消されたのを知り、愕然とする。店に連れ戻されてから、純子はずっと放心状態で、食事にも手をつけなかった。太市は純子を網走に売り飛ばそうとする。そんな純子に、相川が求婚。金の力で純子を征服しようとしたのを謝り、離婚したことを告げる。そのとき、克代が、純子を身請けした人物が現れたことを知らせる。
  • 第10話6年後、昭和28年東京。純子は道也との約束を果たし、名門私立女子高の教師になっていた。就任してまだ1年の見習い教師だが、美術を教えながら、生徒たちに夢を持つことの素晴らしさを語る。自分の信念を貫く純子は、理事長の精太郎とも対立、危険分子と呼ばれる。純子の父親は4年前に亡くなっていた。ただ1人の家族、玲子は新宿で、サパークラブを経営。この6年間音信不通の道也を、今も思い続ける純子に対して、新しい恋をするよう玲子は発破をかける。そんな折、純子は事務長から新しい下宿先を紹介される。訪ねると、そこには自分を魔女と呼ぶ、美少女綾子がいた。
  • 第11話新しい下宿先が精太郎の家だと知り、純子は驚く。精太郎は学校へ行こうとしない娘の綾子のことで、純子に力を貸してほしいという。純子は綾子と話をしようとするが、綾子は心を固く閉ざす。そんなとき、純子の学校で、募金活動で集めたお金が紛失する事件が起きる。純子は何かの間違いだと主張するが、精太郎は金を盗んだ犯人を探すよう命じる。生徒たちの間にも動揺が広がり、純子は窮地に立たされる。そんな純子を、綾子の兄・珠彦が気にかける。珠彦が純子の部屋から出てきたのを見た精太郎の義妹・邦代は、珠彦と親しくしないよう純子に釘をさす。
  • 第12話盗難事件の翌朝、純子は生徒の京子からお金を盗んだことを打ち明けられる。事情を聞いた純子は、学校を辞めるという京子を懸命に引きとめる。純子は精太郎にお金が戻ったことを話し、過ちをおかした生徒の名前については口を閉ざす。純子は生徒たちにも自分のミスだと説明する。が、生徒たちは納得せず、純子への不信感を募らせる。そのとき、京子が皆の前で自分の罪を告白する。京子に夢を諦めてもらいたくない純子は、今回の事件の責任を自分1人で負うことを精太郎に訴える。純子は京子に、自分もしてはならない仕事をしていた過去がある、と語り、逃げないでほしいと…。
  • 第13話京子が自ら退学届を学校に提出する。京子を守れなかった自分が悔しくてならない純子。その夜、純子は居間のゴミ箱に捨てられていたスケッチ画をきっかけに、綾子と初めて話をする。珠彦は盗難事件について精太郎と話し、理事長だった亡き母と純子が教育者として似ていることを語る。翌日、理事長室に呼ばれた純子は、精太郎から思いもよらないことを告げられる。奨学金制度の導入と京子の件を不問に付すと。感激した純子は精太郎に尊敬の気持ちが湧いてくる。それを玲子に話すと、尊敬は恋の始まり、とからかわれる。その夜、綾子が自分から純子の部屋へ訪ねてくる。
  • 第14話純子の励ましで、綾子が1年ぶりに学校へ行く。が、2時間目の授業が終わったら、綾子は黙って帰ってしまう。純子は綾子に話を聞こうとするが、「私は魔女で、関わると死ぬ」と叫んで、綾子は部屋に閉じこもる。邦代は、問題の多い教師を理事長宅に下宿させるのは間違っている、と精太郎に忠告。綾子のことで、純子と邦代は激しく対立する。たまりかねた綾子は、純子と話がしたい、と言って飛び出していく。純子は学校で何があったのか、綾子に聞く。カオリという少女のことをふともらした綾子は、突然パニック状態になる。純子はカオリのことを調べる。
  • 第15話カオリのことで純子から叱られた綾子が家出。純子は珠彦とともに徹夜で綾子を探すが、その行方はわからない。綾子は夜道で酔っ払いにからまれているところを偶然玲子に助けられ、玲子の店に泊めてもらっていた。翌日の夕方、純子は公園のベンチに座っている綾子を見つける。純子が帰宅を促しても、帰りたくないという綾子。そこへ、2人のチンピラが来て、純子らに襲いかかる。声を聞きつけた珠彦と巡査によって、純子らは事なきを得る。帰宅した綾子を、精太郎がいきなり平手打ちする。泣きながら自室に駆け込む綾子。様子を見にいった邦代の悲鳴が…。
  • 第16話綾子が手首を切って、自殺を図る。純子は抵抗する綾子の手からナイフを取り上げると、「私が命を賭けて守ってあげる!」と、母親のように綾子を抱きしめる。その夜、純子は綾子に付き添い、まんじりともせずに朝を迎える。純子の献身的な態度に心を動かされた精太郎は、綾子に無理に学校へ行かせるのをやめる。精太郎は今まで距離を置いていた綾子ときちんと向き合うことを決意、今のままの綾子でいい、とやさしい言葉をかける。玲子が辻家に純子を訪ねてくる。顔を合わせた玲子と綾子はハッとする。邦代が綾子に縁談を持ってくる。
  • 第17話精太郎は邦代が持ってきた縁談を綾子に勧める。綾子は絶句するが、自分の気持ちを口にできない。綾子の縁談は邦代の策略だ、と珠彦が純子に耳打ちする。精太郎の後妻になりたい邦代は、純子をライバル視し、この家から追い出そうとしていると。翌日、綾子が見合いを承諾する。デザイナーへの夢を諦めるのか、と純子は心配するが、綾子は親孝行のつもりで見合いだけしてみるという。日曜日、綾子は見合いに出かけていく。その夜、帰宅した綾子は結婚するかもしれない、と嬉しそうに純子に語る。純子は納得できないが、初めての化粧に口紅を塗る綾子を見て、ドキリとする。
  • 第18話綾子が婚約者を家へ連れてくる。その人を見て、息をのむ純子。道也だった。が、道也は全くの初対面のように純子に挨拶し、純子が見つめても何の反応も示さなかった。道也と綾子の結婚は、綾子の卒業後に決まる。綾子は明日からきちんと登校するという。別人のように明るい綾子を、呆然と見つめる純子。精太郎の話から道也が病気の父親の後を継ぎ、院長になったことを知る。翌朝、綾子は弾んだ足取りで学校へ行く。その夜、純子は玲子の店で偶然会った珠彦と一緒に帰宅する。かなり酔った珠彦の腕を抱えるようにしている純子を見て、二人は怪しい、と邦代が精太郎に告げ口する。
  • 第19話道也が辻家の夕食会に招待される。純子も同席するが、邦代からいじめられ、道也の言葉に傷つけられる。ある日、新しい校医として道也が純子の学校に来る。純子は道也を美術教室へ呼び出し、6年前、何故突然いなくなったのか、と問いかける。自分とのことは忘れてほしい、と去る道也。その姿を綾子が目撃。純子に対する不信感で、顔を強張らせる。綾子は道也を連れて玲子の店へ行く。驚いた玲子は、綾子が席を立ったすきに道也を責める。その2人を綾子が射るように見ていた。邦代から邪魔者扱いされた純子は、辻家を出る決心をする。が、綾子は出ていくのは絶対に許さないという。
  • 第20話純子は精太郎から突然、求婚される。道也のことで苦悩する純子は混乱するばかりだ。翌日、純子は堂本病院を訪ねる。自分たちが別れなければならなかった理由を今度こそ聞き出そうとするが、「今、僕は綾子を愛している」と、道也は答えるだけだった。院長室から出てきた純子を綾子が目撃。「純子と道也が密会している」と精太郎に告げ口する。精太郎から道也のことを聞かれた純子は、6年前に終わった道也との同志のような関係を語る。その頃、珠彦は届かぬ思いに、玲子の店で深酒をしていた。そんな珠彦に、純子が精太郎の妾になる、と玲子が…。
  • 第21話精太郎が純子を自分のものにしようとしているのを知った珠彦は、精太郎を殴りつける。珠彦の純子への思いを知り、苦い思いの精太郎。翌日、玲子が病院の道也を訪ねる。純子が今でも道也を愛していることを告げ、精太郎の求婚を知らせる。純子は求婚を承諾すればいい、と答える道也。道也と話しているうちに、玲子は過去の気持ちが蘇ってくる。道也が欲しい、と純子に…。その夜、精太郎は子どもたちに純子に求婚したことを伝える。ショックを受けた綾子は、翌日、授業中に手首を彫刻刀で切る。道也はついに、ずっと胸に秘めてきた辛い事実を純子に告白する。
  • 第22話自分と道也は異母兄妹だった…。あまりにも衝撃的な道也の告白に、純子は気持ちの整理がつかなかった。翌日、純子は綾子に、道也とは兄妹だったことを打ち明ける。綾子はすぐには受け入れられずに、道也に今の純子への気持ちを確かめにいく。純子は精太郎にも、道也が兄であることを告げる。精太郎と話しているうちに事実を受け止める勇気が湧いてきた純子は、実の父親に会う決心をする。堂本病院へ行く前に、純子は玲子に自分の出生の事実を打ち明ける。純子が北原家を捨てるような思いにとらわれた玲子は、純子が実の父親に会うことに強く反対する。
  • 第23話純子は実の父親・英作と会う。重い病に倒れた英作は、純子に辛い思いをさせたことを謝り、号泣する。余命幾ばくもない英作のために、精一杯親孝行しようと思う純子。そんななか、純子と綾子の関係は自然に修復される。珠彦は連日、玲子の店で酔いつぶれていた。店に顔を出した純子は珠彦を諌めるが、珠彦は純子への思いをぶつける。純子は珠彦を連れて帰宅。そこには、精太郎が仁王立ちで待ちかまえていた。そんなある夜、珠彦は玲子の店に閉店まで居座っていた。カウンターに突っ伏して眠る珠彦を見た玲子は、ふと微笑し、言ってはならないあのことを珠彦の耳元に囁きかける。
  • 第24話玲子から純子の過去を聞いた珠彦は、信じられずに道也に確かめにいく。道也は正直に事実を話し、重い過去を背負いながらも前向きに生きている純子のことを語る。そのとき、精太郎が体調を崩して病院へ来る。心臓に持病のあることがわかり、ショックを受ける精太郎。自分の体力に不安を感じた精太郎は、純子に結婚の申し込みを撤回。この家からも早く出ていってほしい、と冷たい態度をとる。ショックを受ける純子に、道也が精太郎の真意を伝える。精太郎の思いやりを知った純子は、自分のほうから精太郎に求婚する。純子と精太郎の結婚が決まる。祝福できない珠彦は、恐ろしい企みを…。
  • 第25話純子は精太郎と結婚。女学院の理事長を始め、辻興産の社長として多くの事業を手がける精太郎は、実業家の妻としての覚悟を純子に求める。結婚式に立ち会った道也は兄として、妹の幸せを心から願う。一方、珠彦は純子への想いを心の底に封印することを精太郎に告げる。が、万が一、精太郎が純子に悲しい思いをさせたら、許さないと…。精太郎の許可を得て、純子は結婚後も教師を続ける。英作の余命が幾ばくもないことを知った純子は、毎日英作の見舞いに行く。それを快く思わない精太郎は、純子に辻家の人間としての自覚が足りないことを注意する。
  • 第26話純子が英作の見舞いにいったある日、英作は今でも強烈に心に残っている、ある風景について純子に語る。それは小学生の道也と行った、ザクロの木のある丘の風景で、純子と一緒にその風景を見たかった、と英作はしみじみと語る。土曜日、純子は道也に地図を書いてもらい、その丘へ出かけていく。すると、途中で道也が待ちかまえていて、二人は一緒に丘へ行く。二人が丘に着いてまもなく、突然雷鳴が轟き、激しい雨になる。二人は近くの旅館で雨宿りをするが、土砂崩れで列車が不通になり、帰れなくなる。その頃、英作は、道也と純子に関する重大な秘密を精太郎に告白していた。
  • 第27話精太郎は英作から純子の出生の真実を打ち明けられ、愕然とする。英作は自分にもしものことがあったら読んでほしい、と言って、純子の母親の手紙を精太郎に預ける。翌日、列車は復旧して、純子は家へ帰る。精太郎は鷹揚に迎えるが、綾子は心穏やかでなく、二人の仲を疑う。次の日の夜、純子は精太郎から食事に誘われる。が、純子が学校で帰り支度をしていると、欠席中の絵美が深刻な顔で訪ねてくる。妊娠して、家を出てきたという。純子は絵美の恋人、俳優の耕治に会いにいく。 帰宅した純子は、精太郎から遅くなった理由を問われるが、口をつぐむ。
  • 第28話妊娠のことで父親・森川と対立した絵美が家出。純子は絵美をこっそり離れに泊める。中絶を考える絵美に、芽生えた命の重さを語り聞かせる純子。翌日、絵美は子どもを産むことを決意。純子は森川を離れに呼び寄せ、父娘で話し合いをさせる。森川から中絶を迫られた絵美は、怒って部屋を飛び出す。その夜、遅く帰宅した純子に、道也と会っていたのか、と疑惑の目を向ける精太郎。翌日、純子は道也から、森川が絵美の手術を道也に頼みにきたことを知らされる。辛い過去の記憶が蘇ってきた純子は…。そんなとき、森川が絵美を探して、精太郎に会いにくる。
  • 第29話森川に関する道也からの連絡で、純子が出かけようとすると、精太郎に呼び止められる。純子は驚くが、思いがけない言葉をかけられる。翌日、森川は絵美の退学届を精太郎に提出する。そして、部下を従えて、絵美が匿われている玲子の店へ押しかける。絵美は森川を必死に説得しようとするが、森川は絵美を力ずくで連れ帰ろうとする。争ったはずみで絵美が頭を打って気を失う。絵美は道也の病院に入院。うわごとで赤ん坊のことを気にかける。純子は耕治に会い、逃げ腰の耕治の頬を思いっきりひっぱたく。まもなく、耕治が絵美の病室へ飛び込んでくる。
  • 第30話英作の容態が急変。「許してくれ…」と純子に言い残して、静かに息を引きとる。道也は英作の後を継ぎ、正式に堂本病院の院長となる。が、病院の経営はますます悪化し、破綻状況に陥るのも時間の問題だった。追いつめられた道也は、精太郎に追加の融資を頼みこむ。精太郎は何の努力もせずに泣きついてきた道也を叱り、綾子との結婚も財産目当てなのか、と冷たい目を向ける。そんなとき、玲子が店の客で、金融会社の坪内と交渉、堂本病院への融資をとりつける。玲子は綾子を店へ呼び出し、道也と親密に踊っている姿をわざと見せつける。
  • 第31話玲子が院長室へ来て、坪内からの融資の連帯保証人になったことを道也に告げる。道也に抱きつき、道也に必要なのはこの自分だ、とささやく玲子。帰る玲子と綾子がすれ違う。連帯保証人のことを知らされた綾子は、院長室に入ると、その場で着ているものを脱ぎだす。自分を愛しているなら抱いてほしい、と道也に迫る綾子。その夜、綾子は、道也との婚約を破棄したい、と精太郎にきりだす。精太郎は道也に倍額の融資を申し出る。但し、条件として綾子との婚約の一時凍結と、辻家との関係を一切絶つことをきりだす。精太郎がなぜ急に道也を遠ざけようとしているのか、純子は疑問を感じる。
  • 第32話精太郎が心臓の発作を起こし、堂本病院に入院する。死ぬときの覚悟について語る精太郎に、純子は不安がこみあげる。珠彦が精太郎の見舞いにいく。いつになく穏やかな口調で、自分の会社を継いでほしい、と珠彦に頼む精太郎。3日間の検査入院の後、精太郎は退院する。その夜、珠彦が玲子の店で飲んでいると、精太郎がやってくる。自分にとって一番大切なのは家族だ、ときりだした精太郎は、珠彦に後継者になってもらいたいことを繰り返し訴える。翌日、精太郎の検査の結果が出る。自分が生き残るには成功率30%の手術しかないことを知った精太郎は、道也に重大な告白をする。
  • 第33話精太郎は手術を決意、道也に執刀を頼む。精太郎から純子の母親の手紙を受け取った道也は、自分と純子の真実を心に封印することを精太郎に約束する。手術を前に、精太郎は純子を女学院の理事長代理に任命。邦代にその補佐として、純子を支えてもらうことにする。珠彦は自分の夢と精太郎の願いの間で葛藤していた。純子はそんな珠彦に、道也の意見を聞くようアドバイスする。精太郎が入院。精太郎の跡を継ぐ決心をした珠彦は、辻興産の社員にしてほしい、と精太郎に申し出る。翌日、精太郎の手術が行われる。手術の直前、精太郎は道也に、自分が邪魔なら殺してもいいと…。
  • 第34話精太郎の手術は成功する。珠彦は辻興産で意欲的に働き始める。一方、女学院では邦代が純子を誤解。精太郎の留守に純子が学園を思い通りにしようとしている、と非難の目を向ける。そんななか、道也は自分を兄と信じる純子と接するたびに、苦悩が深まる。精太郎は順調に回復し、退院も間近だった。ある日、精太郎が道也を訪ねてきて、病院を全面的にバックアップすることを告げる。今回の手術は、自分の命を賭けた勝負だったことを打ち明ける精太郎。今度は道也からの勝負を待っている、と言い、「私を殺しておけばよかったと後悔する日が来ないことを祈っている」と…。
  • 第35話精太郎が退院する。退院祝いの薔薇の枝を純子の靴に入れたり、純子を泥棒扱いしたり、邦代の純子への嫌がらせがエスカレートする。邦代はまた、玲子の店へ行き、純子の過去について、玲子からいろいろ聞きだそうとする。そんなとき、純子は精太郎から、謝りたいことがある、ときりだされる。精太郎の自分への愛の深さを感じた純子は、自分の秘密がますます重くのしかかる。自分の過去を精太郎に告白したい…純子は道也に相談する。道也は強く反対する。邦代が再び玲子の店に現れる。純子の過去を調べたという邦代は、純子を抹殺できるとほくそえむ。
  • 第36話純子の過去をつきとめた邦代に対して、女郎をしていたのは自分だ、と玲子がきりだす。純子は自分を庇って、経歴を入れ替えたのだと…。その話を信じた邦代は、玲子の過去を知られたくなかったら辻家から出て行くよう、純子を脅迫する。玲子を傷つけてまで今の幸せを守りたくない純子は、精太郎に自分の過去を話す決心をする。玲子は猛反対。珠彦も、精太郎の病気のことを考え、絶対話すべきではない、と純子を説得する。純子は心が激しく揺れる。そんな純子に、過去に縛られて不幸になることが正しい選択なのだろうか、と問いかける道也。自分なら嘘をつき通すと…。
  • 第37話純子は遊郭で働いていたことを精太郎に打ち明ける。「隠し通してほしかった…」と愕然とする精太郎。翌日、精太郎は純子の告白を道也に告げ、純子に対する愛だけは道也に負けたくない、と語る。邦代は玲子の「過去」を綾子に話し、純子は妹を踏み台にして教師になったのだ、とののしる。また、精太郎にも同様に話し、純子と離婚するよう迫る。精太郎は純子に、どんな過去があろうと純子への気持ちは変わらない、ときっぱり告げる。玲子をこのまま身代りにしたくない純子は、毅然とした態度で邦代に真実を告白する。女学院で玲子の女郎の噂が広がる。
  • 第38話玲子の名誉を守るため、純子は生徒たちの前で、自分が遊郭で働いていたことを告白する。教室内は騒然となり、軽蔑のまなざしが純子に注がれる。事態を収拾しようとした精太郎が、心臓の痛みに襲われ、再び入院する。今回の発作の原因は純子だ、と邦代からなじられる純子。翌日、純子が教室に入ろうとすると、『女郎、入室、禁止』という貼り紙が戸にしてあった。純子は無視するが、生徒たちは純子への不信感から、次つぎと教室を出ていってしまう。その日、緊急理事会が開かれ、純子は理事長代理を解任される。代わりに理事長代理になった邦代は、同窓会会長にも就任し、女学院の権力を一手に握る。
  • 第39話理事長代理を解任された純子だが、毅然として教師を続ける。が、生徒たちからいっせいに授業をボイコットされる。教師を辞めて、精太郎の看護に専念したらどうか、と道也は純子を思いやるが、純子の信念は固い。学校での実権を握った邦代が、精太郎に理不尽な選択を迫る。純子に教師を続けさせたいのなら、純子と離婚するか、離婚したくないなら、純子に教師を辞めさせるか、結論は二つに一つだと…。苦境に立つ純子のもとへ精太郎は駆けつけたいと思うが、道也から安静を強いられる。そんなとき、絵美と京子が純子に会いにくる。
  • 第40話京子が純子に会いにいったのを目撃したマリは、京子を裏切り者呼ばわりし、いじめ始める。純子は心配するが、京子は堂々として、たった一人だけで純子の授業を受ける。純子に教師を辞めさせるか、それとも純子と離婚するか、邦代が精太郎に結論を聞きにくる。どちらも断る、と反発する精太郎。純子と道也の秘密を突き止めた、と邦代が言うので、精太郎はドキリとする。道也から外出を禁じられ、身体が思うように動かせない精太郎は、無力感にとらわれる。自分が夫と呼べる人は、生涯で精太郎しかいない、と精太郎を励ます純子。精太郎が突然、純子に離婚をきりだす。
  • 第41話精太郎から離婚をきりだされた純子は、自分は一生精太郎と添い遂げたい、と言って、きっぱりと拒絶する。が、精太郎は、男のプライドの問題だ、と言って、見舞いにも来ないよう純子に言い渡す。綾子は純子のせいで道也との縁談が壊れるのを心配する。邦代は道也の気持ちを確かめにいくが、道也は、今は精太郎の病気を治すことに精一杯で、他のことを考える余裕はない、と。離婚問題で落ちこむ純子を不憫に思った玲子が、精太郎に抗議にいく。すると、精太郎は自分の本音をぽつりともらす。離れに閉じこもり、純子が一心不乱に作った天使の像が何者かに潰される。
  • 第42話純子が作り続けている天使の像を綾子が壊し、像を作ることに何の意味があるのか、と冷ややかな目を向ける。純子は天使の像にこめられた生徒への思いを告白。心を動かされた綾子は、翌日から京子と一緒に純子の授業に出る。純子は、精太郎が回復するまで、学校を休んで看病したい、と精太郎に申し出る。精太郎は断り、見舞いも必要なときだけでいい、と突き放す。精太郎に離婚の意思がないのを知った邦代は、純子に辻家の嫁としての役目を果たしてもらおうと、パーティや年末の挨拶回りなど、次つぎと用事を言いつける。純子は過労から肺炎を起こしてダウン。精太郎の隣の病室に入院する。
  • 第43話退院の許可の出た純子に、精太郎が純子の出生の真実を告白する。道也と愛しあってもいい関係だ、と知らされても、自分は精太郎の妻だ、と言いきる純子。道也はまだこのことを知らない、と精太郎は嘘をつく。純子は今まで通り、妹として道也に接するが…。純子は教師を辞めることを決意。自分のいたらなさを生徒たちに謝罪する。すると、生徒たちの間から、思いがけない声がわきあがる。最新のペースメーカーが道也のもとに届き、道也は精太郎に再手術を告げる。これで入院生活から解放される、と期待をかける精太郎。が、その翌日、精太郎に異変が…。
  • 第44話精太郎が突然、亡くなる。しかも、自ら命を絶ったことがわかり、純子らは衝撃を受ける。精太郎の遺品の中に、純子宛の手紙が見つかる。そこには純子への感謝と、これからの人生を自由に生きてほしい、という願いが綴られていた。精太郎の葬儀が執り行われる。社会的な体面を考え、精太郎は病死と発表されるが、純子や珠彦は後ろめたさを感じる。精太郎の自殺がどうしても信じられない綾子は、父親の死因について、道也を追及する。精太郎の死は自分に責任がある、と答える道也。精太郎は道也に見殺しにされたのだ、と非難の目を向け、綾子は飛び出していく。
  • 第45話精太郎の自殺が受け入れられない綾子は、精太郎は道也に殺されたのだ、と言いふらす。死者を詮索するのはやめよう、と純子は言い聞かせるが、純子と道也が共謀して精太郎を殺したのではないか、と綾子はさらに感情を高ぶらせる。一方、道也は、精太郎は自分が殺したも同然だ、と医者としての不注意を悔やむ。精太郎亡きあと、珠彦は会社経営に力を注いでいた。が、社内で孤立し、社員の誰も珠彦の命令を聞こうとしなかった。学校では、精太郎の死についてさまざまな噂が飛びかっていた。不安を感じる生徒たちから精太郎の死の真相について聞かれた純子は…。
  • 第46話純子は生徒たちの前で、精太郎は病死だ、ときっぱりと告げる。「愛する人を守るためなら、嘘をついても構わない」という道也の言葉に後押しされて。珠彦の会社の炭鉱で、落盤事故が起きる。事故の補償金で、会社が危機に…。純子は自分が相続するはずの財産を会社のために使ってほしい、と珠彦に申し出る。道也は病院を閉鎖する決意をする。驚く綾子に、自分は医療過疎地に行くから、綾子は別の幸せを見つけてほしい、と別れを告げる。純子も道也の決意に衝撃を受ける。道也は落ちこんでいる様子もなく、使命感に燃えていた純子と最初に出会った頃に戻るだけの話だ、と純子に語る。
  • 第47話珠彦が道也の病院への融資を決定する。辻家のことを優先的に考えてほしい純子は、融資を中止するよう珠彦に助言する。綾子はもう一度道也と話し合う。自分に道也の夢の手伝いはできないのか、と問いかけるが、「君は君の夢を追い続けてほしい」という答えが…。綾子は芸術大学を受験する決意をする。純子も応援して、デッサンを教え始める。そんなある夜、酔って帰宅した珠彦が純子を抱きしめ、愛を告白する。不安を愛情にすり替えても前には進めない、と母親の慈愛をこめて、純子は珠彦を諌める。綾子が級友たちに精太郎の自殺を告白する。
  • 第48話精太郎の自殺が公になり、純子は二度目の嘘をついたことを生徒たちに謝罪。その日限りできっぱりと教師を辞める。邦代は純子を誤解していたことに気づき、学校を去る純子に感謝の言葉を述べる。珠彦は改めて純子に自分の気持ちを告白。自分のパートナーになってほしい、と求婚する。純子は病院を閉鎖する道也に会いにいく。どんなに遠く離れていても、お互いを信じて生きていこう、と語りかける道也。二人は互いに自分たちが兄妹でないことを知りながらも、それを口にしようとはしなかった。それからまもなく、純子は置手紙を残して、辻家を出ていく。
  • 第49話純子が辻家を去って3ヵ月。玲子の店の2階で暮らし始めた純子は、店を手伝いながら新しい目標を探していた。一方、道也は病院が倒産。医師免許まで剥奪され、行方知らずだった。そんなとき、邦代が綾子のことで純子に相談にくる。猛勉強して芸術大学に合格したのに、綾子が突然、大学には行かないと言いだしたという。女学院の卒業式の日。京子、マリなど数人の生徒たちが純子の店へやってくる。夢を持つことの素晴らしさを教えてくれた純子と、自分たちだけの卒業式をしたいという。生徒たちの歌う「仰げば尊し」に、純子は涙をこらえながら耳をかたむける。
  • 第50話ある日、純子は偶然、道也と再会する。が、別人のように落ちぶれて、物乞いをしているその姿に、声もかけられずに通りすぎる。同じ頃、綾子も道也の変わり果てた姿を見かける。綾子は道也を家へ連れて帰ろうとするが、同情はいらない、と拒絶される。道也が医師免許を剥奪された事情を調べた玲子は、堂本病院を買い取った沢村院長に会い、道也の医師免許の回復を頼む。沢村は承知するが、条件として玲子に自分の愛人になるようきりだす。それからまもなく、沢村が道也の前に現れ、分厚い封筒を置いていく。翌日、道也はその封筒を沢村に叩き返す。
  • 第51話道也は医者に復帰、沢村の病院で働き始める。自分のために沢村の愛人になった女性のことが気にかかるが、沢村はその人のことを教えてくれない。一方、純子は玲子から突然店を任せられる。玲子は結婚すると言って姿を消してしまう。そんなある日、道也は沢村と会っている玲子を目撃。医師免許を取り戻してくれたのは玲子ではないのか、と玲子に問いかける。人のために生きる喜びを知り、愛人になったことをちっとも後悔していない、と語る玲子。その一途な思いに打たれた道也は思わず、玲子を抱きしめる。
  • 第52話孝行を守るために家出してきたという玲子が倒れ、沢村の病院に入院する。玲子は自分が沢村の愛人であることを純子に打ち明け、孝行が沢村の跡継ぎとして奪われそうなことを語る。病院で、純子は道也と4年ぶりの再会をする。道也が医者に復帰したことを知り、驚く純子。
  • 第53話玲子が病院を抜け出し、孝行と逃亡しようとする。純子は必死に止めるが、玲子は自分が白血病であることを察し、残された時間を孝行と純子のそばで過ごしたい、と訴える。玲子の望み通りに、純子は3人で暮らし始める。1ヵ月後、玲子は、純子の妹として生まれてきて幸せだった、と言い残して、静かに息を引きとる。純子は孝行を自分の子どもとして育てる。孝行の父親のことは玲子との約束どおり秘密にする。そんなある日、道也から純子に電話がかかる。玲子のことを心配する道也に、玲子が亡くなったことを告げる純子。どうして知らせてくれなかったのか、と絶句する道也。
  • 第54話道也が玲子の焼香に来る。純子のそばにやって来た孝行を見て、驚く道也。精太郎と純子の子どもなのか、と問いかける。純子は覚悟を決めて、そうだ、と答える。孝行の存在を知った珠彦が、純子に会いにくる。自分たちの弟として育てたい、と申し出る珠彦に、自分一人で育てるつもりだ、と告げる純子。珠彦と綾子の不仲を知り、純子は心を痛める。そんなある日、純子は沢村に呼び出される。孝行を返してほしい、と迫る沢村を、純子はきっぱりとはねつける。すると、沢村は薄気味悪い笑みを浮かべ、医学界のドンに逆らう恐さを思い知らせてやると…。
  • 第55話純子が孝行の存在を辻家に知らせていなかったことに対して、道也が疑問を持つ。辻家とは関係なく孝行を育てようと決めた、と純子は説明するが…。邦代もまた道也と同じように納得がいかず、純子に会いにいく。孝行は純子と道也の子どもではないのか、と疑惑の目を向ける邦代。孝行を辻家の後継者にしたい邦代は、道也にも会い、純子との関係を確かめる。道也は孝行のことが可愛くてたまらず、おもちゃなどを買ってしばしば会いにいく。その夜も純子の家を訪ね、「この子が自分の子どもだったらいいのに…」と愛しそうに孝行の寝顔を見つめる。その姿に、純子は思わず真実を告げたい衝動にかられて…。
  • 第56話沢村が純子の店に来る。孝行の父親は道也ではないかと疑う沢村は、玲子と道也が恋人同士だったかどうか、純子に尋ねる。道也と愛し合っていたのは自分だ、と答える純子。「必ず孝行をこの手に取り戻すからな」と威嚇するように言って、沢村は出て行く。沢村は道也に、純子とは今でも愛し合っているのか、と聞く。道也は自分と純子が異母兄妹であることを告げ、純子もそれを知っていることを語る。翌日、道也が孝行に会いにくる。道也の顔を見るなり、嬉しそうに道也に飛びついていく孝行。道也は純子に、自分と純子、そして孝行、3人一緒に暮らさないか、ときりだす。
  • 第57話純子の話の矛盾点から、沢村は孝行の父親が道也だと確信、純子を追及する。沈黙を守り通す純子。すると、沢村は、もし純子が道也に孝行の出生の真実を告げたら、道也の医師免許を剥奪した上で、孝行を奪い去る、と脅迫する。孝行が辻家の後継者に望まれているのを知った道也は、孝行を連れて辻家で暮らす気はないのか、と純子に聞く。自分は純子と孝行と一緒に暮らしたいが、辻家の人たちに反対する権利はない。どんな形でもいいから、純子に幸せになってもらいたいと……。純子は切ないが、玲子との約束を守るために、必死に自分を抑える。そんなとき、孝行が行方不明になる。
  • 第58話純子は沢村のもとへ乗り込み、孝行を返してほしい、と詰め寄る。半狂乱の純子に、孝行は道也が連れて帰った、と冷酷な笑みを浮かべる沢村。純子が帰宅すると、道也と孝行がまさに父子のように仲良く遊んでいた。玲子の遺志と言うものの、二人の絆を引き裂いている事実が、純子に重くのしかかる。翌日、道也は沢村から鎌倉の病院への転勤を命じられる。道也はそれを純子に伝え、鎌倉で一緒に暮らさないか、と熱い眼差しで純子を見つめる。そこへ、邦代から、大変なことが起きた、と電話がかかってくる。
  • 第59話純子は辻興産の買収を撤回するよう沢村に頼みにいく。条件つきで純子の申し出に応じる、という沢村。その条件とは、純子が沢村の愛人になる、ということだった。そのうえ、もし純子が断るなら、道也の医師免許まで剥奪すると…。一方、珠彦も買収の撤回を沢村に頼みにいく。純子が孝行を自分に渡せば買収を中止する、という沢村。なぜ孝行が関係するのか、疑問を感じる珠彦に、孝行は自分の愛人だった玲子の子どもだ、と沢村は告げる。ショックを受けた珠彦は、純子に孝行のことを確かめにいく。固く口を閉ざして、何も答えない純子。翌日、純子と邦代が交通事故に巻き込まれる。
  • 第60話車に轢かれそうになった邦代を純子が庇い、自分が病院に運ばれる。奇跡的に怪我はなかったが、邦代はいつも他人のために自分を犠牲にする純子に、驚嘆する。邦代の父・川田が純子を訪ねてくる。邦代から純子の話を聞き、どうしても会いたくなったという。孝行の話などをした後、川田は最後に純子の母親の名前を聞いて、帰っていく。純子は沢村の愛人になる決心をする。そして、道也に、自分は孝行と知らない土地で暮らす、と言って、別れを告げる。そんな純子に、体の異変が起こる。それに気づいた邦代は…。
  • 第61話事故の後遺症で失明寸前の純子のもとへ、道也が訪ねてくる。純子のごく自然な動きで、純子の目が悪いことに気づかない道也。純子との別れに動揺する道也は、思わず、自分たちが兄妹でないことを口に出そうとするが、純子はその言葉を遮り、きっぱりと別れを告げる。

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  1. 紅の紋章(この記事)

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