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麗わしき鬼の作品情報

| 話数 | 全65話(1話 約22分) |
|---|---|
| 総視聴時間 | 約23.8時間 |
| 公開年 | 2007年 |
| ジャンル | 恋愛・ラブコメ/サスペンス・ミステリー |
| 制作国 | 日本 |
麗わしき鬼の配信状況をサービス比較
| サービス | 公式 | 配信 | 月額(税込) | 無料期間 | 画質 | 同時視聴 | DL | 特典 | 評価 |
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麗わしき鬼のあらすじ
人のこころには、必ず鬼が棲んでいる…。人間は、そんな鬼の部分を心の中に隠し持って生きています。陰惨な事件の多くは、その心の奥底に蓋をしたために、それが屈折して爆発した結果起こってしまったような気がしてなりません。確かに心の奥底や闇をさらけ出し、人と向き合って生きていくことは、容易ではありません。人と人との本音のぶつかり合い、飾りを全て剥ぎ取ったところに残るもの、それは、まさに“性と生”。そんな“性と生”を巡る苦悩と葛藤を濃密に描き、人が人を愛することの意味、そして生きるとはどういうことなのか…自分たちの父親を自分たちの母親が殺してしまうという、過酷な運命を背負わされた異母姉妹の、求め合い、与え合い、傷つけあう数奇な運命を描く、愛の物語。
麗わしき鬼とは(作品の概要)
『麗わしき鬼』(うるわしきおに)は、東海テレビ・フジテレビ系列で2007年4月2日 - 6月29日に放送された昼ドラである。放送時間は、月曜 - 金曜の13:30 - 14:00(JST)。麗しき鬼と誤記されることが多いが、送り仮名に「わ」を入れたものが正しい。
出典:Wikipedia「麗わしき鬼」(CC BY-SA 4.0)
麗わしき鬼の各話あらすじ
麗わしき鬼2007年/全65話
- 第1話昭和47年3月。幼馴染みの富弓と時子は、四谷にあるバー「壱岐」でホステスをしていた。結婚している時子は、赤ん坊の悠子をおんぶして出勤。仕事中は、ママ・みず絵の息子・みちるに悠子の面倒をみてもらっていた。ある夜、バーに、産婦人科医の英矢が来る。みず絵に自己紹介した英矢は、父親からの依頼で店の様子を見にきたことを告げ、弟に会わせてほしいときりだす。実は英矢の父、眉川病院の院長・鞆泰は、みず絵の昔の恋人だった。みず絵はみちるに兄の存在を打ち明けるが、ある事情によって、今回は2人を会わせるのをやめる。数日後、英矢が再びバーに現れる。
- 第2話富弓は2度目にバーに来た英矢から、店が終わったら食事に行こうと誘われる。富弓が郷里の四国で看護師をしていたことを打ち明けると、英矢はますます富弓に親近感を持つ。そこへ、ずっと店を休んでいる時子から富弓に電話がかかる。義正の暴力から逃れるため、富弓の部屋に泊めてほしいという。富弓が時子のために英矢の誘いを断ると、英矢から次の土曜日にデートをしようと再び誘われる。その夜、みず絵は英矢にみちるを紹介する。英矢と二人きりになったみちるは、自分がゲイであることを告白。英矢は驚く様子もなく、あるがままに自分を表現していけばいい、とみちるを励ます。
- 第3話土曜日、英矢とデートしていた富弓は、ひょんなことから英矢の病院で緊急の出産の手伝いをすることになる。看護師として産婦人科の経験のある富弓だが、3年のブランクがあり、不安でいっぱいだった。が、久しぶりに白衣を着ると身が引き締まる思いで、てきぱきと英矢のサポートをする。無事、出産が終わった頃には、空が白みかけていた。達成感に包まれる富弓に、英矢は愛を告白。2人はキスをする。その現場を、英矢の元妻・那代子が嫉妬の目で見ていた。数日後、英矢がバーに来て、富弓と、仕事に復帰した時子に思いがけない贈り物をする。
- 第4話英矢の誘いで、みちるが眉川家へやって来る。みちるを後継者にしてもいいと考えていた鞆泰だが、女性っぽいしぐさのみちるを見て、唖然とする。日曜日、富弓は英矢に連れられて、眉川家を訪れる。英矢の両親を前にして、極度の緊張状態に陥る富弓。富弓に看護師として眉川病院に復帰してもらいたい、ときりだす英矢に対して、鞆泰はホステスをしている富弓への偏見をあらわにする。英矢は富弓の父親が祈祷師をしていて、安産と育児の神様、鬼子母神を守り神にしていることを説明。産婦人科医の妻としては最適ではないか、と両親を説得する。富弓も安産祈願のお経を唱えて…。
- 第5話義正の度重なる暴力に耐えかねた時子が家出。悠子とともに富弓のアパートに身を寄せる。そんなとき、英矢が、結婚式を6月に挙げよう、と富弓にきりだす。少しずつ幸せになりたい富弓は、式を秋まで延ばしてもらう。富弓はバーを辞め、英矢の病院で看護師として働き始める。離婚後も眉川病院で看護師をしている那代子は、富弓の存在が面白くない。富弓がミスをおかしているように、次つぎと嫌がらせを仕掛ける。その夜、英矢に慰められた富弓は、一緒に夜を過ごそうと誘われる。突然のことで逃げ出してしまう富弓。翌日、義正が富弓のアパートに乗り込んできて、富弓に襲いかかる。
- 第6話富弓が義正に乱暴される。英矢とはもう結婚できない、と絶望する富弓。自責の念にかられる時子は、結婚を諦めないで、と富弓に懇願する。翌日、午前中の勤務が終わった富弓は、英矢に誘われて、眉川家で昼食をとる。鞆泰や房子から家族同様の扱いを受け、富弓は後ろめたい気持ちに…。その夜、富弓は昨日の事件のことを英矢に告白しようとする。が、どうしても言えなくて、泣きながら英矢への思いを切切と訴える。そんな富弓をいじらしく思った英矢は富弓を求め、富弓もためらいながらも英矢に身を任せる。それからまもなく、富弓の体に変化が現れる。
- 第7話英矢と深い関係になった富弓が妊娠する。英矢は手放しで喜ぶが、富弓は脳裏にあの忌まわしい事件が蘇り、不安におののく。お腹の子どもの父親が義正であったら…。富弓は鞆泰や房子からも祝福を受け、結婚式の準備が進められる。そんななか、那代子は富弓の妊娠に疑問を持つ。富弓の結婚式の前日、悠子をめぐって、時子と義正が激しくもめる。狂暴になった義正は、時子を助けようとした富弓にも暴力をふるう。富弓と時子は死に物狂いで義正に立ち向かい、富弓は銅像の置物を義正の後頭部めがけて振り下ろす。そして、倒れた義正の首を、時子がコードでぎゅうぎゅう絞めつけて…。
- 第8話富弓と時子は、心ならずも義正を殺害してしまう。時子は結婚式を明日に控えた富弓のために自分だけが罪を背負うことを決意。反対する富弓を説得して、1人で警察に自首する。翌日、富弓と英矢の結婚式が行われる。富弓の両親も上京し、娘の美しい花嫁姿に胸をつまらせる。が、昨夜の事件のショックから、富弓は心が張り裂けそうだ。その夜、時子の事件がテレビのニュースで報道される。驚く英矢の胸にすがりつき、富弓はただただ怯える。9月、富弓は妊娠6カ月に入り、子どもは順調に育っていた。そんな折、時子に懲役7年の判決が下りる。
- 第9話富弓は7年の刑が決まった時子の面会にいく。自分は生まれてくる子どもの父親を殺してしまったかもしれない、と怯える富弓。もっと前向きに生きるよう時子は富弓を励ます。富弓が帰宅すると、英矢から情緒不安定な妊婦のために安産祈願のお経を上げてほしいと頼まれる。富弓は巫女姿になって奮闘。心の落ち着きを取り戻した妊婦は無事、男児を出産する。12月、富弓は女児を出産。洵子と命名されるが、義正に似ている赤ん坊に愕然とする。が、英矢も鞆泰夫妻も何の疑いも持たずに赤ん坊を可愛がる。みちるに面倒をみてもらっていた悠子が、義正の母親・フキに引き取られる。
- 第10話6年後、昭和54年2月。眉川家では洵子が小学校の入学を迎え、幸福な日々が続いていた。眉川病院では、富弓の安産祈願が評判になり、妊産婦が多く詰めかけるようになる。そんなとき、刑期を終えた時子が、富弓に黙って姿を消す。取り乱した富弓は事件に関することで口をすべらせ、英矢から不審に思われる。その頃、時子は悠子会いたさに、義正の実家を訪ねていたが…。那代子の差し金で、ホステスの萌子が英矢を誘惑。あからさまなやり方で、英矢が子どもを産ませる能力のないことをつきとめる。その証拠を那代子からつきつけられた英矢は…。
- 第11話那代子から自分が無精子症だと告げられた英矢は、富弓や洵子に対して今までと同じように接することができなくなる。那代子はまた、鞆泰にも洵子の出生疑惑を密告。鞆泰からその件について聞かれた英矢は、那代子の言いがかりに過ぎない、と疑惑を否定する。が、改めて自分の体を検査した英矢は、洵子が自分の子どもでないことを確信。みちるに事実を打ち明け、富弓の過去の男性経験を聞きだそうとする。その頃、富弓は那代子から、洵子の出生について英矢は何もかも知っている、と脅かされていた。その夜、洵子は誰の子だ、と英矢から追及された富弓は…。
- 第12話英矢から洵子の父親について追及された富弓は、洵子は英矢の子だ、と半狂乱になって訴え続ける。英矢は富弓の嘘がわかっていたが…。翌日、英矢が洵子に対して嫌悪感を見せる。そして、いたたまれないように、行く先も告げずに外出する。病院の仕事もキャンセルした英矢は、衝動のままに萌子と再び関係を持つ。時子の行方を捜すため、みちるが悠子に会いにいく。7歳になる悠子は、時子が父親を殺したことを知っていて、時子には会いたくない、と涙をこぼす。その夜、みず絵の店で、富弓と英矢がばったり顔を合わせる。2人の間に気まずい雰囲気が…。
- 第13話ある日、富弓は洵子を連れて雑司ヶ谷の鬼子母神寺を訪ねる。すると、悠子を連れたみちると偶然顔を合わせる。異母姉妹とも知らず、仲良く遊び始める悠子と洵子。赤ちゃんのときから2人の顔が似ていることをみちるに指摘された富弓は、義正の卑劣な行為を告白。英矢にも真実を告げる決意をする。その頃、英矢は洵子との親子鑑定のために血液検査をするよう鞆泰から催促されていた。その夜、富弓は意を決して洵子の父親のことを英矢に告白。時子とともに義正を殺害してしまったことも打ち明ける。愕然とする英矢に、富弓は離婚をきりだすが…。
- 第14話英矢が過労で倒れる。鞆泰は那代子に命じて、昏睡中の英矢からこっそり血液を採取させる。鞆泰はまた口実を作って洵子の血液も採取する。まもなく、洵子の入学式の日がくる。鞆泰は血液検査のデータを英矢に突きつけ、洵子とは親子関係がないことを証明する。英矢はその事実をすでに知っていることを告白。洵子の父親もわかっているが、洵子を守るために、それは言えないという。鞆泰は房子に富弓の裏切りを話す。房子は富弓を軽蔑のまなざしで見つめ、家族から排除しようとする。いたたまれなくなった富弓は鞆泰と房子に、離縁してほしい、と土下座して頼むが…。
- 第15話富弓は鞆泰に離縁を願い出るが、洵子と別れなければならなくなる。眉川家の後継者として洵子を守り通す、という鞆泰。房子も洵子のいない生活は考えられないと…。父親を殺した鬼のような母親に育てられても、子どもは困ってしまう…そう考えた富弓は、泣く泣く家を出る決心をする。英矢は富弓を庇ってやることができなくて苦悶する。そんなとき、みず絵の店の客から、時子を見かけたという情報が入る。富弓はみちるに時子への連絡を頼む。翌朝、胸が張り裂けそうな思いで洵子を学校へ送り出した富弓は、洵子に置手紙を残して眉川家を出て行く。
- 第16話11年後、平成2年・4月。眉川家では、洵子が17歳に成長。医学部をめざす高校3年生で、顔立ちがだんだん富弓に似てきた。母親のいない寂しさから、洵子は英矢と特別に仲がよく、ずっと再婚しないままの英矢も、洵子にときめきのような複雑な感情を抱いていた。一方、富弓は再会した時子と一緒に、高田馬場で居酒屋「鬼」を開いていた。みちるから洵子の近況を知らされ、胸がいっぱいになる富弓。時子も赤ん坊のときに別れたきりの悠子を思うと、せつない気持ちになる。ある夜、洵子が英矢の寝室に忍び込み、何かを必死に探していると…。
- 第17話洵子にせがまれて、英矢は今まで隠していた富弓の写真を洵子に見せる。幼い頃に別れたきりの富弓への思いが、ますます募る洵子。英矢は美しく成長した洵子に対して、いけないと思いつつも異性としての魅力を感じていた。ある夜、自分の感情を抑えきれなくなった英矢は、洵子の部屋へ忍び込み、眠っている洵子の唇にキスする。翌朝、自己嫌悪に陥った英矢は、今まで拒否していた見合いを承知する。が、英矢の見合いを知った洵子は、大きな衝撃を受ける。英矢の見合いの日。眉川家を訪ねたみちるは、思いつめた様子の洵子に呼び止められて…。
- 第18話洵子から富弓に会わせてほしいと頼まれたみちるは、眉川家の人たちには内緒で、洵子を富弓の店へ連れていく。成長した洵子を見て、涙をぼろぼろこぼす富弓。洵子もみすぼらしい富弓の店に驚いたものの、念願の再会にさめざめと泣く。見合いから数日後、英矢は見合い相手の啓子と食事に出かける。中学生の息子のいる啓子は、結婚を前提にしない大人の付き合いを希望。英矢も納得して、2人はすっかり意気投合する。帰宅した英矢は、自分は誰とも結婚しないから安心するよう洵子に言い聞かせる。洵子は英矢を激しく拒絶。英矢は思わず洵子を抱きしめ、洵子を誰よりも愛している、と…。
- 第19話英矢は啓子と大人の付き合いを始める。房子は不謹慎だと眉をひそめ、洵子は不潔だと嫌悪感を募らせる。母の愛を求めて、洵子は富弓の店へしばしば顔を見せる。そんなある日、客の溝口に言い寄られている富弓の姿を、洵子が目撃。ショックを受けて、飛び出していく。そのうえ、帰宅した洵子は、院長室で抱き合っている英矢と啓子の姿を見て…。その夜、洵子は酔ってみちるの店へ行き、そのままそこに泊めてもらう。一方、英矢も啓子と外泊。朝帰りをする。そんなとき、洵子のクラスに、気になる転校生がやってくる。
- 第20話洵子のクラスに転校してきた悠子は不良っぽい態度で皆に打ち解けず、悪い噂が囁かれていた。が、どこかで悠子に会ったような気がした洵子は、みちるに質問。小さい頃、鬼子母神の境内で仲良くなった悠子だと知る。洵子は今でも大切にしているそのときの思い出の品物を悠子に見せる。すると、悠子も、自分も同じ物を大事に取ってある、と目を輝かせる。洵子と悠子は鬼子母神の境内を再び訪ね、そこで永遠の友情を誓う。みちるから洵子が富弓に会っているのを知らされた英矢は、富弓の店へ行く。12年ぶりに再会した2人だが、なんだかぎくしゃくして…。
- 第21話悠子と永遠の友情を誓った洵子だが、悠子の過激な行動にはしばしば唖然とさせられた。その日も、洵子にちょっかいを出した男子生徒たちに、悠子はバケツの水を浴びせかけて…。放課後、洵子は悠子を自分の家へ連れて帰る。祖父母の前で、いきなり煙草を口にくわえた悠子に、閉口する洵子。悠子は洵子のためなら命を投げ出しても惜しくないと言い、自分の父親が母親に殺された忌まわしい過去を打ち明ける。その夜、洵子が不良少女とつき合っていると聞かされた英矢は、洵子に注意する。が、逆に洵子から不良中年と非難され、思わず、洵子の頬を平手打ちする。
- 第22話洵子は悠子との友情を深めるが、ある日、悠子のあまりの嫉妬深さに激怒。絶交を言い渡す。やけになった悠子は、従兄の忠雄のオートバイに二人乗りして洵子の家へ乗りつける。絶交を後悔した洵子は、疾走していくバイクを自転車で追いかけ、公園で忠雄に襲われている悠子を発見。落ちていた棒杭で忠雄を殴り、悠子を助け出す。洵子と悠子は仲直りする。悠子は洵子をぎゅっと抱きしめると、洵子の唇に自分の唇を近づけて…。数日後、洵子は離婚した富弓のことを悠子に打ち明けると、悠子を富弓の店へ連れていく。思いがけない娘との再会に、時子は店の2階へ駆け上がり嗚咽する。
- 第23話ある日、洵子は悠子を眉川病院へ連れていき、信頼できる友達として英矢に紹介する。理解を示した英矢は、二人を連れて病院を案内する。それからまもなく、英矢はみちるから、洵子と悠子が異母姉妹だと知らされ、呆然とする。二人を不憫に思うみちるに、二人には真実を告げないよう固く口止めする英矢。富弓が客の溝口に誘われて出かけた夜、英矢が店に来る。洵子と悠子の問題について、英矢と時子が話し合っているところへ、悠子が現れる。店が気に入った様子の悠子は打ち解けておしゃべりした後、帰りたくない、とつぶやく。時子は悠子に泊まっていくよう誘う。
- 第24話時子と一つの布団で眠った翌朝、悠子は帰っていく。悠子のほころびたブラウスや、朝ご飯も満足に食べさせてもらっていない様子に、不憫さが募る時子。一方、悠子は時子の親切過ぎる態度に、奇妙なものを感じる。その日、富弓目当てに、思いがけない女性客がやってくる。数日後、悠子が洵子の部屋に泊まりにくる。その日はたまたま啓子も来ていて、夜、皆で食卓を囲む。その席で、啓子が突然、英矢と結婚したいと言い出したので、一同唖然とする。その夜は啓子も英矢の部屋に泊まり、洵子と悠子は恋人同士のように抱き合って眠る。
- 第25話時子に親切にされた悠子は、時子が自分の母親ではないかと疑いだす。戸籍謄本を取り寄せたりして、あれこれ思い悩む。高校に、臨時の英語教師・比羅夫が赴任してくる。初めての授業のとき、比羅夫から「目の綺麗な人」と言われ、心ときめく洵子。その日、時子のことを気にする悠子のために、洵子はみちるに会い、時子が悠子の母親ではないか、と尋ねる。そんなことはあり得ない、とみちるは否定するが…。悠子が風邪で欠席。家で寝ていたところを、再び忠雄に襲われる。必死に逃げ出した悠子は時子のもとへ。その頃、洵子は放課後の教室で、比羅夫と…。
- 第26話比羅夫にキスされた洵子はその夜、やるせなさが胸に迫り、熱に浮かされたようにラブレターを書く。翌朝、風邪の治った悠子が登校。時子の気になる態度について洵子に話しかけるが、洵子は心ここにあらずで、比羅夫に熱い目を向け、ラブレターを渡す。昼食時間。洵子と比羅夫のキスを目撃していたクラスの男子が、悠子に告げ口。逆上した悠子は、給食のお茶を洵子にひっかける。放課後、洵子は比羅夫から手紙の返事を受け取り、目を潤ませる。それを見ていた悠子は、比羅夫を尾行。みちるの店に入っていくのをつきとめる。悠子はこっそりみちるを呼び出すと、店でバイトさせてほしいときりだす。
- 第27話セクシーなドレスを身にまとい、大人の化粧をした悠子は、「壱岐」でホステスとして比羅夫の前に現れる。悠子が生徒だと気づかない比羅夫は、悠子を誘惑。悠子も比羅夫に気がある素振りをして、男心を操る。翌日、洵子が再び比羅夫に手紙を渡すのを見た悠子は、洵子に警告。洵子がいつまでも比羅夫に執着するなら、自分が比羅夫を誘惑してやると。その夜、ホステスに扮した悠子は比羅夫とホテルへ行き、関係を結ぶ。強がっていたものの初めての体験で、屈辱的な気持ちになる。翌日、悠子はホテルで撮った比羅夫の写真を洵子に見せつける。そして、洵子の目の前で、比羅夫を脅迫する。
- 第28話比羅夫の事件が原因で、洵子は再び、悠子と絶交する。比羅夫は責任逃れのため、逃げるように学校を辞める。そんなとき、みちるの母親・みず絵が眉川病院に入院。洵子はみず絵の病室を訪ねると、時子の子どもについて聞きだす。悠子の出生の真実をつかんだ洵子は、復讐のため、悠子と時子をいきなり、親子対面させる。蒼白になっている悠子に、時子は悠子の父親を殺した殺人犯の母親だ、と残酷な言葉を浴びせかける洵子。洵子の暴走を止めようと、洵子の頬を叩く富弓。時子は泣きながら悠子に許しを請うが、悠子は怒りの目で飛び出していく。
- 第29話悠子を傷つけたことを後悔した洵子は、悠子に謝罪の手紙を書く。胸のつかえがおりた悠子は、仲直りのしるしに洵子をぎゅっと抱きしめる。悠子は時子に対しても素直な気持ちになり、初めて「お母さん」と呼ぶ。嬉しくて、涙がこみあげてくる時子。そんなとき、悠子が吐き気に襲われる。比羅夫の子を妊娠したのではないか、と不安におののく悠子。洵子は悠子のために、眉川病院の看護師からこっそり、妊娠検査薬を手に入れる。果たして、検査の結果、悠子の妊娠が判明する。悠子は途方にくれるが、みちるの何気ない言葉がきっかけになって…。
- 第30話比羅夫の子を妊娠した悠子は、洵子との友情の証のために子どもを産む決意をする。お腹の子は比羅夫を好きだった洵子の子でもある、と主張する悠子に、洵子は感激。受験を1年遅らせて、一緒に子どもを育てよう、とうっとりと夢見る。2カ月後。洵子が受験を見送ったことが、担任から英矢に知らされる。驚愕した英矢は洵子を追及。悠子の妊娠を打ち明けた洵子は、悠子と2人で子育てをしたい気持ちを訴える。その頃、悠子は時子に妊娠を告白。子どもを産むことに協力してほしい、と懇願していた。今までの罪滅ぼしに悠子の力になりたい、と答える時子。賛成できない富弓は、時子に忠告するが…。
- 第31話悠子の妊娠をめぐり、富弓と時子の意見が食い違う。やけ酒をあおった時子は溝口の前で、富弓が殺人の共犯者だと口走る。かねてから富弓に邪心を抱いていた溝口はそれをネタに、自分の誘いに応じるよう富弓を脅迫する。英矢から悠子との交際を禁止された洵子は、学校にも行かせてもらえず、監視役の家庭教師に受験勉強を強いられていた。悠子は眉川家を訪ねるが、門前払いされる。洵子に過去を知られたくない富弓は、溝口の待つホテルへ向かう。覚悟を決めた富弓だったが、いざとなると溝口への嫌悪感から必死に抵抗する。そのとき、ドアが激しく叩かれ…。
- 第32話英矢の誕生日の夜、家族が集まった席で、啓子が洵子の出生の秘密を暴露。富弓が重大な犯罪に関わっていることも口にする。衝撃を受けた洵子は、錯乱状態になって家を飛び出していく。富弓のもとに現れた洵子は、自分の実の父親について問いただす。英矢以外に洵子の父親はいない、と言い聞かせる富弓。逆上した洵子は自分の喉に包丁を突きつけると、真実を話さないなら自殺する、と叫ぶ。富弓はついに、出生の真実を洵子に告白。殺人事件のこともありのままに伝える。自分と悠子が異母姉妹だと知った洵子は戦慄し、「呪われた姉妹…」と半狂乱になって飛び出していく。
- 第33話自分を捜しにきた悠子に、「あたしたちは呪われている」と言って、拒絶の態度をとる洵子。その直後、悠子は交通事故に遭い、眉川病院へ運ばれる。流産しかかっている悠子を診察した英矢は、母体の安全を考え、子どもを処置する。まもなく、意識を取り戻した悠子は、奪われた小さな命に呆然。洵子と姉妹だということも知らないまま、病院から姿を消す。12年後、平成14年5月。眉川家では、英矢が啓子と結婚。産婦人科医師になった洵子は、英矢の下で働き、啓子の連れ子・太郎も大学病院で医師としてのスタートを切る。重い病に侵された時子は眉川病院に入院。行方知れずの悠子を案じていた。
- 第34話ある夜、眉川病院の小児科医・水上に食事に誘われた洵子は、思わせぶりな愛の告白をされる。唖然とする洵子を残して、水上は帰っていくが、その足で水上が立ち寄ったのは、みちるのバーだった。実は、水上は医学生の頃からの客で、みちるの愛人の1人だった。それからまもなく、洵子が当直の夜、交通事故の急患が運ばれてくる。外科の当直医の助手として、手術に立ち会う洵子。手術が無事終わった頃には、夜が明けていた。水上が洵子を朝食に誘いにくる。気軽についていった洵子は驚く。そこはホテルの一室で、ルームサービスの朝食が用意されていた。シェリーで乾杯した2人は…。
- 第35話水上の巧みな演出でホテルの朝食に誘われた洵子は、水上に激しく迫られ、深い関係になる。水上はその場で洵子にプロポーズ。婿養子になってもいいというので、洵子は感激する。数日後、時子の見舞いにきた富弓は、洵子から水上を紹介される。結婚を前提に交際しているというので、驚きながらも祝福する富弓。その夜、洵子が水上を連れて、富弓の店へ来る。富弓にやさしい言葉をかけてくれる水上に、思わず涙ぐむ富弓。2人が帰った後、英矢が富弓の店に立ち寄る。洵子と水上のことを聞き、憮然とする英矢。英矢は洵子に、水上と結婚しないでほしい、と懇願する。
- 第36話洵子と水上の結婚に、英矢は猛反対。英矢が血のつながっていない洵子を異性として意識しているのを見抜いた啓子は、夫に皮肉な目を向ける。予想外の英矢の反対に、洵子は衝撃を受ける。水上に相談すると、結婚は洵子の意志次第だ、何も恐れることはないと…。英矢を説得してもらうため、洵子は富弓の力を借りに行く。が、英矢に負い目を感じている富弓は、結婚を諦めるよう洵子に言い聞かせる。落ちこむ洵子に、自分は洵子の味方だ、と啓子が声をかける。父権をふりかざして結婚に反対する英矢は時代錯誤だ、と啓子は主張。自分の愛を貫くよう、洵子を応援する。
- 第37話英矢は水上を呼び出し、洵子との結婚は許さない、と言い渡す。どうしても結婚する気なら、洵子を連れて病院から出て行け、という英矢の剣幕に、蒼白になる水上。洵子が不憫になった富弓は、結婚を許してもらうよう英矢に頼みにいく。英矢は洵子への複雑な思いを吐露。富弓の願いは聞き入れられなかった。その夜、水上から英矢の覚悟を聞かされた洵子は、親子の縁を切っても水上を選ぶ覚悟を決める。翌日、洵子が朝帰りすると、英矢が待ちかまえていて、いきなり頬を殴られる。「出て行け!」と英矢に怒鳴りつけられた洵子は、泣きながら家を飛び出していく。
- 第38話家を飛び出した洵子は無断欠勤。行く当てもないまま、みちるの店へたどりつく。みちるからも水上との結婚を反対された洵子は、ますます混迷する。そこへ、水上がやってくる。いきなり婚姻届を取り出した水上は、今すぐ入籍するよう洵子に迫る。洵子が戸惑っているところへ、偶然英矢も現れる。婚姻届を水上の手からむしり取ると、ビリビリに引き裂く英矢。罵り合いを始めた英矢と水上にやりきれなくなった洵子は、店を飛び出し、家へ逃げ帰る。翌日、洵子が出勤すると、時子が危篤だという連絡が入る。愕然とする洵子の目の前に、派手な服装の女が駆け寄ってきて…。
- 第39話運命の再会をした洵子と悠子は、改めて自分たち姉妹の切っても切れない絆を知らされる。洵子は悠子を眉川家へ連れていく。英矢はにこやかに2人を見守るが、2人の因縁を知った啓子は、何かよくないことが起こるような気がする、と眉をしかめる。その夜、洵子と悠子は昔のように抱き合って眠る。数日後、時子の容態がいよいよ切迫する。朦朧とする意識のなか、姉妹だから仲良くね、と悠子と洵子に言い残して、時子は静かに息を引きとる。1カ月後、洵子は悠子のマンションを訪ねる。やさしい夫を持ち、家でネイルサロンを開いている悠子は幸せそうに見えるが…。
- 第40話洵子の泥沼の結婚問題を知った悠子は、水上に反感を持つ。そんな悠子に、みちるが水上についてのある情報を耳に入れる。悠子は英矢に、自分も洵子の結婚には反対であることを告げ、洵子を水上から引き離してみせる、と協力を申し出る。それからまもなく、悠子は病院の水上を訪ね、洵子のマネージャーになったときりだす。産婦人科の女医として、洵子をマスコミデビューさせる計画の悠子は、今後洵子と会うときは自分を通してほしい、と申し出る。そんなとき、悠子のネイルサロンを訪ねた洵子は、悠子の秘密の姿を目撃して凍りつく。
- 第41話ネイルサロンで、悠子が助手の留美と抱き合っているのを目撃した洵子は、あわてて帰ろうとするが、そこへ那波が帰宅してくる。悠子たちのことを那波に気づかせまいと、悪戦苦闘する洵子。那波家を出た洵子は、水上の待つレストランへ向かう。すると、そこには啓子も同席していて、二人の理解者として今後のことをアドバイスしてくれる。いよいよ洵子を連れて、眉川病院を出る決心をした水上は、決行を三日後の金曜日に決定。洵子も水上についていく覚悟を決める。洵子と啓子が先に帰った後、水上の前に、悠子が現れる。洵子の駆け落ちを妨害するため、悠子は水上を脅迫する。
- 第42話悠子は洵子の駆け落ちの計画を英矢に話し、洵子を守るために協力してほしいと頼む。その夜、英矢は洵子を睡眠薬で眠らせる。そして、悠子が自分のマンションまで洵子を運んでいく。翌朝、目を覚ました洵子は、すぐにマンションを出ようとする。行かせまいとする悠子は自分の喉に包丁を突きつけると、洵子に嫌われたら死ぬしかない、と逆上する。その頃、英矢は今日限りで病院から追放することを水上に告げていた。洵子を取り戻すため、水上は悠子のマンションへ乗り込む。これ以上姉妹の関係をこじらせたくない那波は、取りつく島もなく水上を追い返す。
- 第43話洵子と引き離され、やけになった水上は、みちるの店で泥酔する。そこへ、美青年を同伴した留美が声をかけてくる。その夜、悠子は口実を作って洵子を外へ連れ出すと、あるホテルの一室へ案内する。すると、そこには、ベッドで美青年と愛し合っている水上の姿が…。激しいショックで、部屋を飛び出す洵子。水上も半狂乱で洵子の後を追うが、外に飛び出したとたん車にはねられ、無残な最期をとげる。魂の抜け殻のようになった洵子は、何日も部屋に閉じこもる。悠子は洵子の恋人を死なせた代償として、自分も留美と別れることを宣言。留美に冷酷な別れを告げる。
- 第44話悠子が子宮内膜症で、緊急に洵子の手術を受ける。その頃、悠子のマンションでは、留美が狂ったようにネイルサロンを破壊していた。止めようとする那波に、悠子と自分との親密な関係を暴露する留美。衝撃を受けた那波は洵子に相談する。洵子は悠子が女同士の愛情を求めるようになった心理的不安を語り、悠子を責めないように懇願する。その夜、手術を終えて病室で眠る悠子が、何者かに襲われたような気がして助けを求める。翌朝、洵子を訪ねて、留美が眉川家へやってくる。会いたくない、と洵子は追い返すが、出勤しようとした洵子に気味の悪い出来事が…。
- 第45話留美が患者を装って、洵子の前に現れる。洵子は不安な気持ちで診察にあたるが、洵子への敵意をあらわにした留美は、聞くに堪えない言動をとり、洵子にメスを投げつけて飛び出していく。その夜、留美が店に来ている、と富弓から洵子に電話がかかる。那波とともに、富弓の店へ駆けつける洵子。すると、留美はしおらしい態度で富弓に懺悔していて、自分には悪いものが憑いていると泣く。富弓は留美のために、憑き物を落とす呪文を唱える。すると、留美は錯乱状態になったかと思うと、ナイフをふりかざして洵子に襲いかかる。那波は留美をつかまえ、階段へ叩きつける。階下へ転落する留美。
- 第46話退院した悠子が、洵子と那波を前に、信じられない提案をする。自分は2人を愛しているから、2人が美しい愛情で結ばれたとしてもちっとも構わないと…。憤慨する那波。洵子も悠子の考え方についていけずに嫌悪感を持つ。その夜、英矢は洵子と太郎を連れて、富弓の店へ行く。太郎が眉川病院で働くことになり、上機嫌の英矢。洵子も不妊治療に詳しい太郎と仕事ができて心強い。そんななか、啓子は姉弟といっても血縁関係のない2人の動向に、あらぬ心配をする。その頃、那波家では、悠子が子宮摘出を隠していたことで、那波の怒りが爆発。悠子を殴りつけると、残忍な目で、悠子に襲いかかる。
- 第47話家を出て、ホテル暮らしをしている那波が、洵子に会いにくる。女性しか愛せない悠子とはもう夫婦としてやっていけない、ときりだす那波。洵子は家へ帰るよう説得するが、那波は聞き入れず、洵子を愛していることを告白する。その夜、本格的な別居準備のためマンションへ立ち寄った那波を、悠子はみちるの店へ連れていく。自分のよき理解者であるみちるに夫婦の溝を修復してもらおうと思ったのだが、那波はみちるの話が全く理解できずに、憤慨する。それからまもなく、洵子は那波に呼び出される。新しい住まいに引っ越したことを告げた那波は、悠子と離婚して、洵子との恋愛に没入したいと…。
- 第48話洵子と那波が自分に隠れて会っているのを目撃した悠子は逆上する。自分は2人が愛し合うのを許しているのだから、堂堂と会えばいいし、離婚もする必要がないと…。洵子への愛情が押さえきれない悠子は、自分は異常者なのかもしれない、と富弓の前で泣く。富弓は洵子を呼び出すと、自分と時子も深い愛情で結ばれていたことを語る。そして、切っても切れない縁で結びついた悠子を愛してあげるよう訴える。洵子はありのままの悠子のすべてを受け入れる気持ちに…。数日後、那波から食事に誘われた洵子は、悠子も一緒に連れて行く。人目もはばからずに親密な姿を見せる姉妹に、唖然とする那波。
- 第49話那波は悠子と洵子の強い結びつきに屈服。離婚はしないで、悠子のいるマンションと新しく借りた部屋を行ったり来たりする生活になる。自分たちの関係を理解してもらうために、悠子と洵子は母親たちの殺人事件を那波に告白。姉妹の離れられない運命に、那波はただ呆然とするばかり。啓子のお膳立てで、太郎が抜き打ちの見合いをさせられる。相手は外科医の麗花。麗花は太郎に好感を持った様子だが、太郎は見合いを知らなかったことを麗花に話し、自分には好きな人がいる、とはっきり告げる。麗花は悔しそうに顔を歪めると、このままでは引き下がらない、と言い捨てて帰っていく。
- 第50話太郎が見合い相手の麗花にはっきり交際を断ってから数日後、見合いの仲介役をした太郎の伯母が眉川家へ来る。麗花が太郎のことを気にいり、また会いたいと言っているという。その夜、洵子は悠子、那波の3人で楽しくお酒を飲む。「洵子が大好き!」と言って、洵子にキスする悠子。はっとして見つめる那波にも、「犀ちゃんも大好きよ!」とキスする悠子。3人が同じ力、同じ愛で繋がり、美しいバランスを保って生きていく、トライアングルの愛を提唱する3人は、陶然として抱き合う。そんなとき、悠子がどうしても子どもがほしいと言いだす。
- 第51話自分と那波の子どもを産んでほしい、と悠子から頼まれた洵子は、あまりの衝撃に言葉も出なかった。その2、3日後。悠子が悩む洵子のもとへ説得にくる。気持ちの整理がつかないという洵子に、女同士の究極の愛の形として、自分に赤ちゃんを抱かせてほしい、と髪を振り乱して迫る悠子。悠子が帰った後、那波から洵子に電話がかかる。富弓の具合が悪いというので、急ぎ店へ駆けつける洵子。富弓は突然の不整脈で、横になっていた。たまたま居合わせた那波が親身に富弓の看病をしてくれていた。ますます那波のことが好きになった洵子は、ついに決意を…。
- 第52話2人の子どもを出産する決意をした洵子は、太郎に相談する。その計画に太郎は戸惑いを見せるが、洵子の熱意に押されて協力を約束する。洵子は英矢にその決意を打ち明ける。英矢は驚愕。嫁入り前の娘にそんなことをさせるわけにはいかない、と頭から反対する。富弓もその計画には猛反対だった。好きな人のためにどうしても産みたい、と富弓に泣いて訴える洵子。そんなとき、みちるが洵子たちのために、富弓と英矢の説得にあたる。それが功を奏して、富弓も英矢もついに、その計画を認める。悠子と那波は眉川病院で検査を受け、いよいよ出産の準備が始まる。
- 第53話不妊センターの医師・香山の協力で、出産に向けてのスケジュールが決定される。悠子は毎日1回、排卵誘発剤の注射をし、洵子も女性ホルモンの服用を始める。そんなとき、太郎がこの計画について矛盾を感じ始める。洵子の尊厳を傷つけることになるのではないか、と悩む太郎に、自分は悠子も那波も大好きだから幸せだ、ときっぱり答える洵子。その言葉に、洵子を慕う太郎は傷つく。一方、太郎が無謀なこの計画に関わるのを、麗花は心配していた。それからまもなく、悠子の卵巣から卵子が吸引され、体外受精が行われる。そして、受精卵が洵子の子宮に移植される。
- 第54話洵子の子宮に受精卵が移植されて2週間後、残念ながら着床しなかったことが判明する。治療を続けるか、と香山から聞かれ、悠子と相談して続行を決意する洵子。が、ホルモン剤を飲み続けるのに抵抗がある洵子は、気持ちが不安定な日々が続く。そんなとき、洵子は海外出張から帰った那波から呼び出される。妊娠に失敗したことにあまり落胆していない様子の那波は、治療をやめるよう洵子にきりだす。驚く洵子に、生身の洵子と思い切り愛し合いたい、と迫る那波。洵子は拒みきれなくて、2人でホテルへ行く。その姿を麗花が目撃。太郎に告げ口する。
- 第55話2回目の不妊治療の準備段階で、洵子の妊娠が発覚する。前代未聞の破廉恥行為だ、と香山は激怒。洵子、太郎との関係を絶つ。そんな矢先、洵子の妊娠の話が悠子の耳に入り、不妊治療が成功したのだ、と悠子は思い込む。洵子は暗澹とした気持ちで、妊娠を那波に知らせる。洵子と悠子の愛に嫉妬していた那波は、洵子の自然な妊娠に勝利感を味わう。悠子との関係に終止符を打って、洵子と新しく出発したい、と訴える那波。そこへ、悠子が現れる。3人の愛の証の赤ちゃんが誕生するものと信じきっている悠子は、幸福の絶頂にいた。洵子も那波も本当のことが言えなくて、調子を合わせるしかない。
- 第56話悠子を裏切り、那波の子を妊娠してしまった洵子は、悠子に事実を伝えられなくて苦しむ。自分を信じきっている悠子からやさしくされればされるほど居たたまれない気持ちになり、いっそお腹の子を処置してしまおうかとさえ思いつめる洵子。那波は富弓に洵子との恋愛関係を打ち明け、洵子と結婚したい気持ちを訴える。驚愕した富弓は、悠子はどうなるのだろう、と心配する。そんなとき、みちるが、自分が悠子に事実を話すから任せてほしい、と洵子に助け舟を出す。洵子は一縷の望みを抱くが、みちるからの呼び出しで出かけようとした悠子の前に、麗花が現れる。
- 第57話麗花から洵子の妊娠が自然妊娠だと知らされた悠子は、自分を裏切った洵子と那波に激しい憎悪を覚える。洵子は自然妊娠のことを英矢に打ち明ける。衝撃を受け、お腹の子の父親について問い詰める英矢。いずれ相手を英矢に紹介する、と答える洵子に対して、英矢は憮然としながらも、体を大事にするよう労わりの言葉をかける。その頃、悠子は眉川病院の診察室へ乗り込み、洵子と一緒になって自分を騙した太郎に、鬼の形相で詰め寄っていた。悠子の洵子や那波への復讐が始まる。
- 第58話洵子は那波と2人で、悠子の前に土下座して許しを請う。が、悠子は、裏切りは絶対に許さない、と洵子の頭を足で踏みつける。さらに、自分の苦しみをわからせてやる、と言って火のついた煙草を那波の手に押しつける。那波は逆上。悠子を殴りとばすと、非難の言葉とともに、悠子に結婚指輪を投げつける。疲れ果てて洵子が帰宅すると、麗花が来ていて、洵子と那波の不倫を英矢に暴露。麗花は帰り道、暴漢に襲われて、顔を切りつけられる。ある夜、洵子が一人きりになった眉川家に悠子が訪ねてくる。
- 第59話悠子が院長室へ押しかけ、英矢に不妊治療の文句をつける。過去に英矢から受けた処置の話を持ち出した悠子は、自分と同じように洵子の子どもを処置するよう命令。手がつけられないくらい暴れ回る。常軌を逸した悠子の行動に震え上がる洵子。一方、悠子は自己嫌悪と叶えられない愛への恨みに悶え苦しんでいた。富弓は悠子を呼び出し、悠子の愛は男女の普通の愛に負けたのだ、と忠告。潔く身を引くよう説得する。その頃、洵子は、しばらく悠子から離れたほうがいい、と那波からバリ行き航空券を渡されるが…。
- 第60話悠子から離れようとした洵子の前に悠子が立ちはだかり、洵子の腹に出刃包丁を突きつける。自分と一緒に死んでほしい、と洵子に襲いかかる悠子。洵子は必死に抵抗して、悠子と格闘する。騒ぎを聞きつけた太郎が2人を引き離そうとするが、バランスをくずした2人はまっさかさまに階段から転げ落ちる。駆けつけた那波は、悠子に離婚届を叩きつける。
- 第61話洵子は姿を消した悠子のことが心配でたまらない。悠子の気持ちを考えると、那波との結婚もなかなか決断できなくて…。そんなある日、洵子は思い立って鬼子母神寺へ出かける。悠子との思い出が蘇り、涙があふれてくる洵子。その姿を、木立の陰に隠れてそっとうかがっている人影があった。悠子だ。偶然寺にやってきた悠子は、洵子の姿を見かけて抱きしめたいほどの衝動にかられるが、声をかけることはできなかった。洵子は悠子の姿に気がつかなかったが、何となく悠子に見守られているような空気を感じる。洵子は那波との結婚を決意する。嫉妬した太郎が、洵子の結婚を悠子に知らせる。
- 第62話洵子の結婚に衝撃を受けた悠子が自殺を図る。発見した那波は眉川病院とは別の病院へ悠子を運び、洵子には知らせなかった。まもなく意識を取り戻した悠子は、みちるに励まされ、富弓の店で働くことになる。洵子と那波の結婚式が1カ月後に迫り、洵子はその準備に追われていた。そんなある日、啓子が富弓の店へ現れる。結婚式に富弓も列席してもらうよう頼みにきたのだが、富弓は固辞。啓子と話している最中に富弓は突然倒れ、眉川病院へ運ばれる。富弓は軽い脳内出血だった。富弓を見舞った洵子は悠子の自殺未遂を知らされ、居ても立ってもいられなくなる。
- 第63話富弓が退院。啓子は退院祝いをするために、富弓を眉川家へ連れて帰る。しばらく休養が必要な富弓を気遣って、眉川家での静養を勧める啓子。英矢も賛成するので、富弓は胸が熱くなる。洵子は店を1人で切り盛りする悠子の様子を見にいく。夜になると淋しくなる、とふっともらす悠子。自分が泊まりに来てあげる、と洵子は悠子をぎゅっと抱きしめる。自分に正直になって、悠子への愛をせつせつと訴える洵子。が、悠子は洵子の手をはずすと、洵子は那波と幸せになるよう言い聞かせる。そんな矢先、洵子は思いもよらない話を聞かされる。
- 第64話悠子が余命4ヵ月だと知った洵子は、悠子のために子どもを産んであげたい、と思いつめる。が、那波は猛反対。太郎も冷凍保存されていた受精卵を勝手に処分してしまっていた。洵子は悠子に出産の決意を打ち明ける。2人の愛の証として、悠子の子どもを産みたいと…。結婚を間近に控えた洵子の信じられない発言に、悠子は唖然。子どもなんか欲しくない、とはねつける。富弓は居酒屋を突然、閉店させる。悠子の体を思いやったのだが、納得できない悠子は店で暴れる。そのとき、悠子が胃の激痛に襲われる。自分の体に不安を覚える悠子に、医師の宣告が…。
- 第65話洵子と悠子の深い愛情に太刀打ちできないことを悟った那波が、洵子に別れを告げる。洵子は悠子に、愛の証に2人で協力して子どもをつくりたい、と訴える。が、自らの限られた命を思い、自分で育てられない赤ん坊など欲しくない、と一旦は拒絶した悠子だが、あることによって決心がつき、自分の子どもを産んでほしい、と洵子に頼みにくる。いよいよ洵子と悠子の出産に向けての治療が始まる。
麗わしき鬼を見る順番
- 麗わしき鬼(この記事)
DMM TVで配信中のシリーズは「麗わしき鬼」の1作品です。全65話を1話から順番に見ればOKです。
麗わしき鬼のキャスト・スタッフ
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- 遠野なぎこ
- 松田賢二
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| 取扱いジャンル | アニメ バラエティ ドラマ 映画 2.5次元・舞台 特撮 |
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| 麗わしき鬼の配信状況 | 全65話・見放題 |
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